会計ニュース・コレクター(小石川経理研究所)

PC大量売却・横領…発覚と思い自ら申告、逮捕(読売より)

PC大量売却・横領…発覚と思い自ら申告、逮捕

「コニカミノルタ」子会社の元社員が業務上横領容疑で逮捕されたという記事。

「発表によると、××容疑者は同社福岡直販事業部(同市博多区)でパソコンの受注、販売を担当。2009年5月1~11日、実際には存在しない会社から受注があったように装い、受注に基づいて仕入れたパソコン359台(仕入れ価格約7500万円)を福岡市西区の質店に売却し、代金約4940万円を横領した疑い。・・・

同署によると、××容疑者は09年7月、不正が会社に発覚したと思い、県警に申告。同年8月に同社から懲戒解雇された。

同署は××容疑者がパソコン計1921台(仕入れ価格約4億440万円)を売却し、約2億5760万円を得ていた疑いがあるとみて調べている。

同社九州支店業務部によると、××容疑者は架空受注したパソコンの売上金を会社に納入する期限が迫る度、同様の手口で穴埋めしていたとみられるという。」

「架空受注→架空売上・架空売掛金計上→仕入れたPCを換金しその資金で売掛金入金処理→売掛金が残ってしまうのでさらなる架空受注、架空売上へ」というサイクルで、取引が膨れ上がってしまったのでしょうか。その循環の中で自分の懐に入れた分もあるのかもしれません。
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