約1年ぶりですが、企業会計審議会総会・会計部会の合同の会議が、9月29日(15時~)に開催されます。
内部統制を巡る動向や、会計監査・会計基準を巡る主な動向を議論するそうです。
企業会計審議会は、監査部会以外は休眠状態となっており、総会では、監査部会が決めた基準を承認する以外には、会計部会と一緒になって、会計や会計監査がらみの世間話をするだけのようですが、今回はどうなのでしょう。
8月末に公表された金融庁の金融行政方針では、内部統制報告制度の実効性向上の検討が課題としてあげられています。そのための、内部統制評価・監査基準の見直しなどに着手するのでしょうか(実際に改訂作業をやるのは、10年以上休眠状態の内部統制部会?)。
また、四半期開示見直しも金融行政方針における課題となっています。そのためには、中間監査基準と四半期レビュー基準の関係の整理なども必要でしょうが、そこまでやるのかどうか...。
会議の模様はYoutubeで配信されるそうです。会議資料などは、前日の28日には公開されると思われます。その資料を見れば、基準の改訂などをやるのかやらないのか、どういう方針で改訂するのかなど、ある程度の方向性はわかるのでしょう。