西京銀行のアパート投資向け融資(実行されたもの)で不正行為があったという記事。顧客の預金残高が水増しされていたとのことです。
「不正が新たに発覚したのは、東証1部上場で新築アパートを企画販売するTATERU(タテル、東京)。同社はアパート投資をネットなどで広く宣伝し、興味を持った会社員らを顧客として西京銀にも数多く紹介していた。
タテルでは、従業員が顧客から預かったネットバンキング画面を改ざんし、残高を水増しして西京銀に提出し融資を引き出そうとしていたことが今夏に発覚。融資は実行されていなかったが、今回、融資が実行されている案件でも不正があることが顧客らの話で新たにわかった。
ある男性会社員はタテルで8千万円台の新築アパートを買い、西京銀で8千万円近くを借り入れた。9月に西京銀から連絡があり、融資契約時の貯蓄額を聞かれた。男性は複数のネットバンキング画面をタテルに渡していたが、そのうち残高が10万円未満だったものが、西京銀が保管する画面コピーでは600万円台に水増しされていたという。」
この記事を読む限りでは、銀行側の意図的な不正ではなく、タテルの従業員の不正だったということになります。
同じような不正がたくさんあれば、引当金見直しにつながる可能性もあるでしょう。
銀行のサイトをざっと見た限りでは、この朝日の報道に関する会社のコメント等は見当たりません。
タテルの方も同じです。
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