ラッキーバンク・インベストメントという会社のソーシャルレンディング(SL)で損害を被ったとして、個人投資家45人が訴訟を起こしたという記事。計2億7千万円の賠償を求めているそうです。
「訴訟を起こされたのは、ラッキーバンク・インベストメント社(東京)と代表取締役、その親族ら。原告は投資した会社員ら45人で、投資額から配当額を引いた差額を損害として払うよう求めた。原告代理人の鈴木英司弁護士によると、SL業者への賠償請求訴訟では原告の数、請求額ともに最大規模という。
ラッキーバンクは昨年3月、集めた資金の多くを親族の会社に流し、返済困難と認識しながら投資を募ったとして、金融庁から業務改善命令を受けた。慎重に投資先を審査するなどとうたった勧誘も誤解を与えたと認定された。
同社は累計で155億円もの資金を集めたが、行政処分後に募集を停止。元本ベースで30億円超が返済されなかった。」
摘発される前の記事。
大和元常務77歳、27歳社長の補佐役で「もうひと花」(日経)
「大和証券の役員を志半ばで退いた77歳の男が、50歳も年下の青年社長の要請に応え、副社長として補佐することになった。リタイア後も、なお働く意欲を持つシニア世代にとって、なんともうらやましい、目標としたくなるような生き方だ。
×××氏(77)は2017年7月、ラッキーバンク・インベストメント(東京・中央)の副社長に就任した。××氏を招いた同社の××××社長は27歳。年の差50歳のコンビが誕生した。ラッキーバンクは不特定多数の小口投資を募るクラウドファンディングで集めた資金を、不動産開発業者に融資する事業を手掛けている。創立3年目の若い会社だが伸び盛りだ。」
ラッキーバンク・インベストメント株式会社に対する行政処分について(金融庁)
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