(少し前の記事ですが)みずほフィナンシャルグループ(FG)とみずほ銀行が、システム障害の原因調査結果と再発防止策を発表したという記事。
「8日夕、オンラインによる記者会見にシステム部門トップの石井哲氏が出席した。石井氏は、2019年に4千億円超かけて刷新したMINORIについて「いろんな機能を使いこなせるようなところまでできあがっていない」と指摘。「障害時の対応に課題がある。人繰りというより復旧力の問題で、銀行やシステム子会社などの組織の問題だ」と述べた。」
組織の問題ということだとすぐには改善しないのでしょう。
「みずほは、サーバー内の同じ機器が二重に故障したことについて、機器を保有する富士通から「4千年に1回の極めてまれなもの」との説明を受けたという。15年に導入したこの機器は、今年に入って故障率が昨年の2倍程度になっていたが、みずほはその時点で把握していなかったという。石井氏は「みずほによるベンダー主導が十分とは言えなかった」と述べ、富士通への損害賠償請求は「考えていない」とした。」
4千年に一度でも起きるときには起きるようです。
システム更改及び更新等の計画の提出について(みずほフィナンシャルグループ・みずほ銀行)
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