北海道大学で、不適切な会計処理が2007~11年度の5年間で少なくとも2億2370万円あったという記事。
「北大によると、預け金が2億730万円、使途の品目を変えた目的外使用が約1640万円だった。教員らは「年度末に使い切れなかった研究費を繰り越した」「発注手続きが面倒だった」などと説明しているという。」
公的研究費等の不適切な経理処理について(北海道大学)
税務調査がきっかけで発覚したようです。
公的研究費等の不適切な経理処理にかかる調査結果について(中間報告)(PDFファイル)
弁護士や会計士も加わったかなり大がかりな体制で調査を行っています。取引先737 社を対象に調査した結果、12 社から不適切な処理があった旨の回答があり、既判明分を含めて16 社について相当詳しく調べています。
「2)当該業者に対し、保管している帳簿や関係資料の提出を求め、平成23 年8 月から、本学に残っている経理関係書類との突き合わせ作業を行うとともに、外部の公認会計士により各種資料の内容について検討・分析を行った。
3)16 社から提出された預け金にかかる帳簿数は995 冊、帳簿に氏名の記載があった教員等の数は390 名、帳簿に講座等のみが記載された講座等の数は164 講座等、関係部局の数は27 部局となった。」
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