金融庁の政策を評価する有識者会議が6月29日に開催されたという記事。
「会計監査人の質を疑問視する声が出た」そうです。
「島崎憲明委員(日本証券業協会公益理事・自主規制会議議長・副会長)は、一部の上場企業による不適切な会計処理や一部のIPO(新規株式公開)企業による上場後まもない業績予想の下方修正が投資家の不信感を高めた件に言及し、倫理的な側面を含め、会計監査人の質に問題があるのではないかと疑問を呈した。」
新規公開会社の問題は、監査人というより、証券会社の問題と思われます。もちろん、監査法人が、上場予定会社に甘い言葉で営業をかけたりするのは、やめるべきですが。
「不適切な会計処理」に関して、それを防止できなかったのは、監査の限界だったのか、それとも、監査の失敗だったのか、これから検証されることでしょう。
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