被災地の物語（石井光太さん）・・・、そして20年目！

2011.3.25 （金）

 
　ボックスティッシュ、昨日無事に購入。
　スーパーの棚に普通にあって、誰にも見向きされていませんでした。
　やっぱり、こういうことだったんですね。

★石井光太の見た被災地

　http://twitter.com/#!/kotaism

　テレビも新聞も伝えない（知らない？）現実。
　たくさんのエピソード。
　読んでいると、体のどこかがピンとしてくる。
　フニャフニャしてはいられなくなる。

　帰りの電車は寒い。
　11時を過ぎると人もあまり乗っていないし、震災以前の光景とはまったく違う。
　酒酔いのおじさんも見当たらないし、席もあいている。
　もう少ししたら、私たちはもっと元気になって、ふつうに暮らすことで、この国を動かしていかなくちゃいけないんだろう。
　好きな本を読んで、音楽を聴いて、お酒を飲んでおしゃべりして、旅行をして。
　そういうときがうそのように非現実的に思えるけれど。でも、そうしなくちゃいけないんだ。
　そうなったときに、私たちがけっして被災地の現実を忘れることなく、今の関心と気持ちを少し形を変えつつも保って、できることを見つけて継続させていく・・・。
　そうできるかどうかで、自分の人としての成熟度がわかってくる。
　
　別にいつ死んでもいいんだけど・・・とか思っていたこともあったけど、今はちょっと違う。
　11日以降、いろんなことが変わってしまったこの国がどうやってまた動いていくのか、それを見届けたくなってきた。
　まだまだ生きていたくなってきたのです。


★府中市は停電しています
　「夕刊フジ」の記事に、菅総理のお膝元の府中市は計画停電を免れている・・・と。

　府中市全体ではないけれど、府中市はふつうに停電しています。
　さっきまで1時間あまり、京王線府中駅の周辺は真っ暗でした。
　駅付近に林立する高層マンションの灯りが一斉に消えたときは、ちょっとした衝撃の光景でした。
　こういう記事を流す意味は？？
　
　そして、くっだらない女性週刊誌の電車の中吊り広告（すみません、ものすごく感情的になってます）。

　「政府が言えない　●●爆発　カウントダウン！」

　今さら、『週刊現代』や『週刊ポスト』のマネしてどーするのよ！
　有名人のスキャンダルの追っかけっていう「立派な仕事」に専念してたほうがいいんじゃない？（怒）


★メジャーデビュー20周年

　おめでとう！とありがとう！　スピッツ
　ずっと同じメンバーで、30周年、40周年へ・・・
　こういうときに音楽が私を力づけるかは別問題として、
　でも、また聴く気になれる日が待ち遠しい。

　被災地のファンのみなさんがまた音楽をよりどころにされる日がきたときに、
　スピッツはきっと今までどおりのスタンスで、ここらへんにいてくれるのだろう。

　DVDの発売日も決まりました（ココ）