隠れ家-かけらの世界-

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ギターリフはロックの醍醐味だから!~リフのスピッツ曲で漫遊記

2024年10月28日 19時05分03秒 | スピッツ

2024.10.27
ロック大陸漫遊記
TOKYO FM



 「10月最終週から11月へ。この時期、気持ちに余裕がある方も、意外とギリギリな方も、ちょっとした息抜きにしていただけたら幸いです」

 そして今日は、【ギターリフのスピッツ曲で漫遊記】
 これまでも「ギターリフ」の特集はやっている(コココチラ)が、ロック大陸でのリフ特集のお約束事は、「イントロからAメロまで同じリフが続いている」こと。
 そしてこのしばりは、「単純にオレがそういう曲が好きだってこと」。
 スピッツにもそういう曲があるので、どんなきっかけでそのリフが生み出されたのか、など語りつつの漫遊だそうです。


 オンエア
 01 あじさい通り(Kitri)
 02 センチメンタル(スピッツ)
 03 スーパーノヴァ(スピッツ)
 04 まもるさん(スピッツ)
 05 ラクガキ王国(スピッツ)
 06 ハチの針(スピッツ)
 07 ナサケモノ(スピッツ)
 08 おどろう!!(GO-BANG'S)

 
 漫遊前の1曲は、Kitriで「あじさい通り」(2023年、カバーアルバム『Re:cover 2in1』/原曲は、1995年、6thアルバム『ハチミツ』)。
 スピッツ特集のときは、スピッツをカバーしている曲が漫遊前の一曲。
 この前の豊洲サンセットでも聴かせてくれたKitri(姉妹によるピアノ連弾ボーカルユニット)です。
 (ココ! 本当に圧巻のカバー曲!)
 曲終わりで、「作ったスピッツの手を離れて、芋虫からきれいなチョウチョになったような感じで、うれしいです」。
 この収録は豊洲サンセットの前に行われたそうで、「彼女たちのパフォーマンス」についての感想は言えないそうだけど、「すばらしかったですよ~」。

 最初の曲は、シンプルなギターリフのナンバー」、「センチメンタル」(1998年、8th『フェイクファー』)。
 今日は年代順の構成だそうで、「この曲の前にも・・・」ということで、「海とピンク」、同アルバムの「ウィリー」のリフをZO-3で弾きながら、「特に『フェイクファー』の頃がオレの中でリフブームだったのかな」と。
 「イントロからAメロまでギターリフで突っ切って、サビあたりでメロディーが展開する・・・みたいな70年代ロックっぽいやつを作ろうとしていた時期ですね」
 この曲のリフと、「ブラック・サバスの『Paranoid』」、「ジューダス・プリーストの『Sinner』」のシンプルで繰り返すハードロックっぽいリフを弾いて、「無表情で冷静に攻撃してくるヤツ」みたいなイメージがかっこいいな、と思って取り入れたリフだ、と解説。
BLACK SABBATH - "Paranoid" (Official Video)

Judas Priest - Sinner (Official Audio)


 次の曲は、「スーパーノヴァ」(1998年、8th『フェイクファー』)。
 「これはおそらく・・・」、ジョニー・サンダースの「Chinese Rock」、KISSの「Strutter」、ダウン・タウン・ブギウギ・バンドの「港のヨーコ・ヨコハマ・ヨコスカ」などの「好きなリフの影響を受けつつできた曲」と。
Johnny Thunders & The Heartbreakers - Chinese Rocks (1977)
 (改めて、『フェイクファー』は優れたカッコいいロックアルバムだと思い起こす。蘇る90年代末期!)

 次の曲は、「まもるさん」(2008年、34thシングル「若葉」のカップリング/2012年、スペシャルアルバム『おるたな』)。
 この曲のリフは、「センチメンタル」や「スーパーノヴァ」とは違って、「ファンキー寄りのリフかな」とZO-3で。
 イメージは、「小林克也さんのテレビ番組『ベストヒットUSA』のオープニング曲」(オープニングでバックに流れている)。
 ヴェイパー・トレイルズの「Don’t Worry Baby」という曲で、「あっちはもっと複雑なリフなんだけど」と言いつつ、巧みにZO-3を駆使して聴かせてくれる。
 (この曲については、ココのスピッツ曲特集のときに解説してくれていますね)

 そして、「ラクガキ王国」(2007年、32thシングル「ルキンフォー」のカップリング曲/2012年、スペシャルアルバム『おるたな』)。
 イメージ的には、THEE MICHELLE GUN ELEPHANTの「スモーキン・ビリー」のイントロのような「スピード感のあるリフが作りたいな」と思っていた。「かっこいいな」とうらやましく思っていた時期もあったとか。
スモーキン・ビリー / THEE MICHELLE GUN ELEPHANT

 また以前のリフ特集(ココ)でかけた、Iggy & The Stoogesの「Shake Appeal」(ZO-3で演奏)にも影響を受けているかも、と。
 「自分で考えたギターリフの中では、かなりお気に入り」と言いつつ、ZO-3で弾いてみせて、「これね」とちょっと得意気に。
 (うーん、カッコいい曲!! 歌詞はカッコいいというより、ちょっと幼いかわいさも妖しさも秘めているんだけど)

 そして次は、「ハチの針」(2016年、15thアルバム『醒めない』)。
 もともとは、The Knackの「マイ・シャローナ」のような発想かな、と。「6弦と4弦の飛び弦のリフ」。
The Knack - My Sharona (Official Music Video)
 「マイ・シャローナ」は8ビートだけど、「ハチの針」は「横のりの16っぽいビート」。
 ふだんはどの曲もベースラインは田村くんにおまかせなんだけど、この曲は「こんな感じにして」と注文した記憶があるそうだ。
 (この曲が好き!という人がすごく多い楽曲。ライブで映える!)

 漫遊最後は、「ナサケモノ」(2016年、15thアルバム『醒めない』)。
 ここまでの曲とちょっと違って、「アルペジオっぽいフレーズでハモるリフ」。
 2つのアルペジオのフレーズを聴かせてくれた。
 昔、Deerhoofのライブで、2本のギターの絡みが独特でおもしろい曲が結構あって(曲名は忘れてしまったらしいけど)、「こういうのをスピッツでやれたらいいな」とずっと温めていた。
 草野くんにとって、「個人的に、スピッツの曲の中でもリフも含めて、結構お気に入りの上のほうに来ているナンバー」。
 (スピッツのどのアルバムもそうなんだけど、『醒めない』は本当に、胸の敏感なところをつっつく曲ばかりだなあ。バックに流れるリフの単調さが優しく胸に響く)


 特集の終わりに。
 今日かけなかった曲として、ZO-3で弾きつつ、「青春生き残りゲーム」「いろは」など(どっちも好きだ~!)がある。
 「好き嫌いはあるかもしれないが、ギターリフはロックの醍醐味だし、大事な要素のひとつ」なので、これからもロック大陸では「ギターリフをテーマとして取り上げていきたい」と宣言!
 (スピッツ曲以外にもギターリフをたくさん聴かせてくれて、楽しい時間でした!)


 今日の「ちょっぴりタイムマシン」は、GO-BANG'Sの「おどろう!!」(1988年、1stアルバム『ゴーバニックランド』)。

 (イントロは、「空も飛べるはず」。スピッツファンじゃなくてもわかっちゃう(笑))
 ここもリフつながりで。
 この曲は、「イントロのリフがすごいカッコいい」と、ZO-3で。
 ギターは、有名なギタリストである、サポートの友森昭一さんが弾いているのか、あるいは森若さんが弾いているのかは定かではない、と。
 こういう「開放弦を使った2小節1パターンのリフ」は、ビートルズの「デイトリッパー」、エアロスミスの「Same Old Song and Dance」(どちらもZO-3で)のように「思わず手癖のように弾きたくなっちゃうギターリフだったりする」。
 そんな中でも、「かっこいいリフが聴ける曲」と。


 そして来週は、コンポーザーしばりで、「多保孝一で漫遊記」。
 多保孝一さんは、Superflyの初期のメンバーのイメージが強いかもしれないが、コンポーザーとして、「え、この人のこの曲も作ってるの?」みたいなことが結構あるそうです。
 「ここ最近のJポップシーンを代表する作曲家」と。
 「おそらく多保くんしばりの特集って、あんまりないんじゃないかな。あるのかなあ?」。


 「草野さん、家族みんな小柄なのに、自分だけ190センチあります」
 (家族みんな優れたアマチュアアスリートなのに、運動大っ嫌い!な次男坊を知っています)


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