2010年1月30日 (土)
■Golden Slumbers
今日から、映画 「ゴールデンスランバー」 公開らしい。
今、超人気作家の伊坂幸太郎原作ってことで、かなりな宣伝している。「おとうと」と双璧な感じ?
堺雅人(ココで熱く語っております)主演だし、吉岡秀隆君重要な役だし、きっといつかは必ず見るんだろうけど(天の邪鬼だ)。
伊坂幸太郎はとりあえずは読んではいるんだけど、「重力ピエロ」がイマイチで(私の中では登場人物が動き出さなかったのです)、話題作だった「ゴールデンスランバー」はまだ読んでいない。
だから、この物語の中でビートルズの「ゴールデンスランバー」がどんなふうに扱われているのか知らないのだ。それがすごく気になって、ちょっと観るのが怖い。特別な曲ですから。
だけど、こちらとしては、「アビーロード」の「Golden Slumber ~ Carry That Waight ~ The End」は鉄壁のメドレーだから(あくまで私としてはってことですが)、ここから「Golden Slumber」をどうやって?というあたりも興味あるって言えばあるんだけど。
そのうち、必ず観ますけど…。
■映画のコピーや推薦コメント、それからちょっと辛口映画評
最近、観たい映画がありすぎ。
なんだかんだ文句言いながらも、はでな新聞広告に踊らされているワタシ…。
「ラブリーボーン」でしょ、「フローズンリバー」でしょ、「インビクタス/負けざる者たち」でしょ、「今度は愛妻家」でしょ、「オーシャンズ」でしょ、「ずっとあなたを愛してる」でしょ…。まだまだあるけど。
前にも書いたけど、こんな私みたいな人をたやすく感動させちゃうコピーの数々。「今年最大の感動作!」とか、誰かさんは「この映画がヒットしなければ世界は終わる」とまで(笑)。
いいんだけどさ、きっと観た人はマジでそう思ったんだろうし。でもそういう「100%OK!」のエッセンスばかりを並べて、「ほら、どう? 観たくなったでしょ。観ないと損よ」的な上から?目線で私を挑発する配給会社の戦略には乗るまいっ!と思ってしまうんだよなあ。
だから、派手なロードショーから遠く離れた静かな日々に(笑)、レンタルショップの片隅で、「あーっ! これ、観たかったやつだー」と見つけたときの「私だけの喜び」(ちっちぇーな)はなかなか味わい深いもんなんです。
でね、そういうときに、公開されたときは地味な扱いだったのか、私のアンテナが接触不良だったのか、私の興味にひっかからなかった佳作に出会ったりする。それはもう珠玉のひとときになります。
ところで、映画広告の華やかなコピーから、こんな映画なんだろうな、と想像していると、案外それとは違った感動ものだったりすることってあるでしょ? また、辛口の映画評を読むと、評論家はそういうコピーとは違った映画像を伝えていたりする。「おとうと」も「今度は愛妻家」も、違うところに焦点を当てていたっけ。
ま、そういう情報なしにまっさらな頭で映画を観る醍醐味っていうのもあるよなあ。そういうふうにして出会った映画が「忘れられない一作」になったりする。
そろそろレンタルショップに行くかな。去年の夏頃に観たかった映画のDVDが棚に並んでいるかも(笑)。
■「天声人語」
「天声人語」、2、3年前に書き手がかわりましたよね? 何人かの論説委員が一定の期間、執筆しているらしいけど。
前の「天声人語」は好きではなくて、ときどき、なんでこういう解釈をするんだ?って怒ったりしてたんだけど(単純に私の感性に合わなかったということなのかなあ)、最近の記事は結構好き。ときどき、ちょっと感動したり。
甘ったるいのはイヤだけど、ちょっとだけ「温かいメッセージ」がこめられていると、ちょっとイイ。乾いた優しさって表現するのは難しいけど、プロなんだし、期待していいんですよねえ。
■「ライ麦畑でつかまえて」
「ライ麦畑でつかまえて」の作者、サリンジャーが亡くなったそうだ。
はじめて読んだときのあの息苦しい思いが忘れられない。今読んだら、どんなふうに感じるのだろう。
友人は「大人になって読んだけど十分おもしろかった。こういう小説を10代で読んでいたら落ち込みそう。今でよかった」なんて言ってたけど。そうか?? やっぱまずは10代で読みたい本だと思うけどなあ。
サリンジャーをめぐるその後の諸々は情報として興味をもっていたけど。すでに私の中では「生きていなかった」。
「フィールド・オブ・ドリームス」に登場したあの作家は、サリンジャーがモデルだったと思うけど。
■Golden Slumbers
今日から、映画 「ゴールデンスランバー」 公開らしい。
今、超人気作家の伊坂幸太郎原作ってことで、かなりな宣伝している。「おとうと」と双璧な感じ?
堺雅人(ココで熱く語っております)主演だし、吉岡秀隆君重要な役だし、きっといつかは必ず見るんだろうけど(天の邪鬼だ)。
伊坂幸太郎はとりあえずは読んではいるんだけど、「重力ピエロ」がイマイチで(私の中では登場人物が動き出さなかったのです)、話題作だった「ゴールデンスランバー」はまだ読んでいない。
だから、この物語の中でビートルズの「ゴールデンスランバー」がどんなふうに扱われているのか知らないのだ。それがすごく気になって、ちょっと観るのが怖い。特別な曲ですから。
だけど、こちらとしては、「アビーロード」の「Golden Slumber ~ Carry That Waight ~ The End」は鉄壁のメドレーだから(あくまで私としてはってことですが)、ここから「Golden Slumber」をどうやって?というあたりも興味あるって言えばあるんだけど。
そのうち、必ず観ますけど…。
■映画のコピーや推薦コメント、それからちょっと辛口映画評
最近、観たい映画がありすぎ。
なんだかんだ文句言いながらも、はでな新聞広告に踊らされているワタシ…。
「ラブリーボーン」でしょ、「フローズンリバー」でしょ、「インビクタス/負けざる者たち」でしょ、「今度は愛妻家」でしょ、「オーシャンズ」でしょ、「ずっとあなたを愛してる」でしょ…。まだまだあるけど。
前にも書いたけど、こんな私みたいな人をたやすく感動させちゃうコピーの数々。「今年最大の感動作!」とか、誰かさんは「この映画がヒットしなければ世界は終わる」とまで(笑)。
いいんだけどさ、きっと観た人はマジでそう思ったんだろうし。でもそういう「100%OK!」のエッセンスばかりを並べて、「ほら、どう? 観たくなったでしょ。観ないと損よ」的な上から?目線で私を挑発する配給会社の戦略には乗るまいっ!と思ってしまうんだよなあ。
だから、派手なロードショーから遠く離れた静かな日々に(笑)、レンタルショップの片隅で、「あーっ! これ、観たかったやつだー」と見つけたときの「私だけの喜び」(ちっちぇーな)はなかなか味わい深いもんなんです。
でね、そういうときに、公開されたときは地味な扱いだったのか、私のアンテナが接触不良だったのか、私の興味にひっかからなかった佳作に出会ったりする。それはもう珠玉のひとときになります。
ところで、映画広告の華やかなコピーから、こんな映画なんだろうな、と想像していると、案外それとは違った感動ものだったりすることってあるでしょ? また、辛口の映画評を読むと、評論家はそういうコピーとは違った映画像を伝えていたりする。「おとうと」も「今度は愛妻家」も、違うところに焦点を当てていたっけ。
ま、そういう情報なしにまっさらな頭で映画を観る醍醐味っていうのもあるよなあ。そういうふうにして出会った映画が「忘れられない一作」になったりする。
そろそろレンタルショップに行くかな。去年の夏頃に観たかった映画のDVDが棚に並んでいるかも(笑)。
■「天声人語」
「天声人語」、2、3年前に書き手がかわりましたよね? 何人かの論説委員が一定の期間、執筆しているらしいけど。
前の「天声人語」は好きではなくて、ときどき、なんでこういう解釈をするんだ?って怒ったりしてたんだけど(単純に私の感性に合わなかったということなのかなあ)、最近の記事は結構好き。ときどき、ちょっと感動したり。
甘ったるいのはイヤだけど、ちょっとだけ「温かいメッセージ」がこめられていると、ちょっとイイ。乾いた優しさって表現するのは難しいけど、プロなんだし、期待していいんですよねえ。
■「ライ麦畑でつかまえて」
「ライ麦畑でつかまえて」の作者、サリンジャーが亡くなったそうだ。
はじめて読んだときのあの息苦しい思いが忘れられない。今読んだら、どんなふうに感じるのだろう。
友人は「大人になって読んだけど十分おもしろかった。こういう小説を10代で読んでいたら落ち込みそう。今でよかった」なんて言ってたけど。そうか?? やっぱまずは10代で読みたい本だと思うけどなあ。
サリンジャーをめぐるその後の諸々は情報として興味をもっていたけど。すでに私の中では「生きていなかった」。
「フィールド・オブ・ドリームス」に登場したあの作家は、サリンジャーがモデルだったと思うけど。