□□お暇なら来てね。□□

□□韓流(パク・ヨンハ中心)、など興味の向いたものを紹介□□

ひまわり(1999)

2008-03-05 10:36:56 | ドラマ
予備知識なく見たので、
「私の名前はキム・サムスン」のキム・ソナ、「オールイン」テス(チョン・ユソクさん)が出てきてビックリでした。
これまたそれぞれ存在感のある演技で。
ぁ、料理店で酒を盗んだと激高している中年男性も見覚えがあったのですが誰だか思い出せず。。。
駐車場の料金所といえばオジサンのイメージがあるけれど、
ミニスカートが制服の女性という設定は驚きました。韓国では珍しくないのかな?
当時SBS のTV映画「ラブストーリー」の1話としてこの作品が放送。
1話完結、全8話のオムニバス。1話が1時間の2部構成。
2日のNHK放送では2話を一度に放送したので一気に鑑賞できました。
そして、次回の主人公がラスト付近にチョイ役で出演する形式でもあり、
2話の主人公ソン・スンホンさんが後半ほんとうに1シーンの出演でした。
かなりチャラ男でした。フフフ

ぁぁぁ、これが吹替えでなく字幕だったらな。
私はNHKで主にイさんの吹替えが合わないと思い、やはり今回ももったいなかったです。
特にラスト。

 ・DVD 「ひまわり
<原題> 「해바라기(ヘバラギ)」
監督: キム・ジョンヒョク、イ・ガンフン
脚本: ソン・ジナ、イ・ジナ
<あらすじ> 地下駐車場の料金所に勤務するスンヒは、幼い頃のトラウマから男性不信。
自分の行動を常に監視している男の存在を感じて不安を覚えていた。
彼女は誰とも付き合わず、ストーカーに狙われた女性の小説をネットで発表していた。
ある日、その小説中に書き覚えのない一文に気付く。
そしてそれが現実のこととなり驚きを隠せないスンヒ。
そんな時、同じビルの日本料理店の板前のテソンと出会い、
テソンはスンヒに好意を持ち何かと話しかけるが、スンヒは心を開こうとしない。
次第にストーカー行為はエスカレートしていくのを心配するテソンは、
協力をかって出るが物語は意外な結末を迎える。。。
 イ・ビョンホン ・・テソン
 イ・スンヨン ・・・・スンヒ
 キム・ソナ ・・・・・ヨンウン
 チョン・ユソク ・・サンシク
 ソン・スンホン

「和幸」 刺し盛は氷の皿なのがまた韓国っぽい。
職人姿も様になっていました。

「ひまわり」というタイトルだけで明るく爽やかなラブストーリーかなというイメージを持っていました。
確かにテソンがスンヒを口説きまくるあたりはニヤケるくらいキザでしたが。フフフ
真逆でした!
完全潔癖症なのか、どういうトラウマをもっているのかわかりませんが、
テソンという男は、純朴で優しく温かい一面と、攻撃的で自分の敵になりそうな人物に容赦ない一面と、
二重人格者でありました。
「恋愛中毒」での演技をも思い出しましたが、ビョンホンさんが演じれば見事なものです。
スンヒはトラウマから暴力的な人間からは匂いで感知する能力を持っているのでしょうか。
ストーカーからはろうそくの燃える臭いを感じとります。
テソンも攻撃的な人格の時のみその臭いが発揮されるので終盤まで気付かれませんでした。
マンションの部屋を2部屋借りていたというのも、ちょっと驚かされた展開でした。
 「一度くらい信じてみればいいのに。。。
  誰かが。。。僕が君のことを好きだって信じてくれたら良かったのに。。。
  信じてくれたら。。。僕もまともになれたかもしれない。。。」
と言って、もはや自分の中のモンスターを止められないと部屋を出て行くテソン。
モンスターがいることでずっとずっと孤独な人生を送ってきたのでしょう。
そしてラストの屋上、
スプレーを噴きかけられたことで一瞬元の自分に戻ったテソンは自分のモンスターと闘いながら
 「早く逃げて」
と別れのキスをすると屋上から飛び降りてしまって。
そうすることでしか愛するスンヒを護ることが出来ないと考えたのでしょう。
飛び降りる寸前、スンヒにうっすらと寂しそうに笑みを浮かべるテソンがとても可哀想でした。
泣きそうでした~~~。
ああいう演技ってビョンホンさんだからキラリと光るのでしょう。
テソンに心を開きかけたけれど信じきれずにいたスンヒも、
テソンの言葉が心に残り泣くことしか出来なくて可哀想でした。
「愛とは信じること」ということですかね。。。
そこを乗り越えて二人で幸せになって欲しかったけれど、こういう結末の方がグッと心に残るのかもしれません。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« GDで来日~ | トップ | 2冠おめでとう!!! »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ドラマ」カテゴリの最新記事