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Saigonへ

ベトナム語のはじめての授業

2013-04-23 | 日記

 今日はベトナム語の初めての授業を受ける日。大学に行く間に見かけた交通取り締まりをしている公安。ほんの少し前までは空港にいる税関職員と交通取り締まりの公安はわいろがひどかったという。いわゆる「たかり型」のわいろの要求で、市民などの不満が高まっていたことから、数年前にこうした公権力を行使する公務員は、勤務時間中にある一定以上の現金を所持してはいけないと規則が定められたそうです。一定以上の現金を持っていることがわかったら懲戒解雇になるということで、今では公務員の対応がずいぶん良くなったとか。

先日登録した留学生センターに行く。この大学の入口は教職員用と学生用に分かれていて、そんなこと知るよしもなく入って行ったら、そこは教職員用入口だったようで、警備員が手振りで「あっちいけ」とどなる。教職員はバイクや車の駐車料金はただで優遇されている。一方の学生は、学生用入口から入るようになっていて、バイクは2000ドン、自転車は1000ドン徴収している。

  しかし、このとき渡された引換券をどこに置いたのかわからなくなり、帰るとき大変なことになるとは。

 授業は、超初心者のクラスで韓国人2人、インド人1人と私の4人。授業は英語を使ってベトナム語を教えるというもの。インドは英語が公用語なので問題なし。韓国人の2人も先生の英語の説明にうなずいていたので、かなりの使い手のよう。一方の私。説明のほぼ半分はわかるが、詳しい説明になると聞きとれない。特にインド人ネイティブが次から次に質問して、それに先生が答えるところはほとんど分からない。英語の必要性を身にしみて感じた。

 ベトナム人の先生は見た目40歳くらい。明るく陽気な先生です。アルファベットのaからzまでの発音を聞いていると、まるでお坊さんの読経のように聞こえて、ベトナム語の発音には日本語にはまったくない発音があり、とても難しく感じました。そこで明日の火曜日の生徒のことを考えました。私がベトナム語をまったく聞きとれないと感じたように、ベトナム人にとってはまったく聞いたこともない日本語を勉強しているのです。

 学生と先生の両方を経験してわかったことがあります。先週の火曜日の超初心者の日本語クラスで、あまりにも早く発音しすぎたのではないかということを。

 発音についてくる生徒が約半数いたものの、残り半数は口は何とか動かしてはいるものの日本語としては全く聞きとれない。今日の自分がそこに投影されて、明日からの授業の反省材料になりました。

 授業が7時に終わり帰ろうと1階に下りると、下のとおりフリースペースで学生が自習をしています。10時まで勉強できるようで、ほとんどの席が詰まっていました。ベトナムの学生のまじめさ、勤勉さに頭がさがる思い。

 

 

帰りに学校の近くの路上で肉まんを買いました。ウズラの卵、豚肉などがつまったボリュームあるもので、屋台の近くで風呂椅子にすわりバイクを眺めながら幸せなひと時。13000ドン(61円)。

 

 

 


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