T.T
今日の火曜日のクラスは7:15から2時間の授業を2コマします。「みんなの日本語初級1」第2課の練習Cです。女性教授Hさんが文法や文型、練習問題をした後、私が会話の練習をします。
今日の会話の一フレーズ。
A:あのう、これ、ほんの気持ちです。
B:どうも・・。何ですか。
A:コーヒーです。どうぞ。
B:どうもありがとうございます。
上のコーヒーを①チョコレート、②ボールペン、③テレホンカードに置き換えて代入練習をします。
ホーチミンではほぼ全員の学生がスマートホンあるいは携帯を持っていますので、「テレホンカード」はないだろうと思いましたが、この教科書が作られた1990年代には確かにあったわけでこれも説明しました。ベトナム語へ通訳するのはH教授。
次に、生徒が実際に持っているものを使って代入練習をします。既習の単語を使いますので、あらかじめH教授に「これまでに教えた単語は何ですか?」と聞き、生徒たちの机を回っていると時計をしている生徒がいましたので、その生徒とペアになっている生徒に「時計を持って教壇の前に来てください」といい、上のAとBの会話をしてもらいます。
今日は1コマ目が36人(うち男性5人)、2コマ目が45人(うち男性が6人)で2コマ目は先週より増えていました。教室内の気温は34度でエアコンはなく、天井に扇風機が回っています。私の会話の持ち時間はそれぞれ1時間で、合計2時間汗だくになって教えています。
H教授の話によると、この大学の学生は、約8割がホーチミン市以外の地方の出身者で、両親がやっとの思いで学費と生活費を工面し、足りない時は、親戚から借金してでも子供を通わせているそうです。学生はそのことを十分すぎるほどわかっていますので、両親の期待に答えたい、貧困から脱出したいとの思いで勉強しているそうです。 そんな生徒の思いに答えたいと思います。
授業が終わり、今日はH教授と学生食堂に行きました。
いつも屋台で食べている一品料理と違い、ここでは好きなものをとって自分の好きな定食を作ります。
私が食べたものはこれ。
揚げだし豆腐、具だくさんのスープ、鶏の料理で、しめて127円
食後にチェー
このチェーは薬膳チェーというのだそうです。体の機能を良くしてくれると言っていました。
この初 級のクラスの生徒は日本語を学び始めて1カ月だそうです。1カ月でこんなに話せるようになったのは努力のたまもの。
私はベトナム語の勉強を始めたばかりだが、1カ月後をめざして頑張る。