中心部1区のサイゴン大教会の近くにある「文化会館」で毎週日曜日の午前中に、ベトナムの20~30代の若者が日本語を勉強しているという。講師は旅行でホーチミンに立ち寄ったとか、ホーチミンで駐在員をしている人とか、リタイアして現地で生活している人など、日本人ネイティブであれば誰でも大歓迎といったもの。16年前から続いていて、日本人ネイティブが多くいる時は、ベトナム人若者も多く来るが、日本人ネイティブが少なくなるにつれて、ベトナム人も少なくなるという。ベトナム人の若者の中には日本人と話がしたくてたまらない人が多いという。
今日はベトナム人が30人近くいて、日本人は私を含め6人。他の5人は、大阪でケーキ職人をしていたというYさん夫妻、群馬出身のAさんと、出身は聞かなかったYさん、駐在員のIさん。このなかではAさんが一番古く3年前からこのボランティアをしているという。昨年は一時日本人が1~2人になったという。ベトナム人の世話人によると、以前は文化会館の教室を借りていたが、賃料が高く払えなくなったので、現在は2階の渡り廊下に椅子を並べて会話の練習をしている。
男女の比はほぼ同数といったところか。今日初めて来た私の椅子を囲んで7人のベトナム人男女。女子大生、日本企業(電線関係)に勤務している男性、福岡市博多区のIT会社に9ヶ月間勤めていたという女性など。
渡り廊下での会話練習も午後からは別のサークルが使うので、会館内にある食堂に場所を移動しておしゃべり会。若い人とおしゃべりするのはとても楽しい。他の日本人ボランティアもきっと、自分が楽しいから来ているじゃないかな。
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