好きなチーズを聞かれて思い浮かぶのは何でしょうか? 産地や製法によって個性があり、どれかひとつを選ぶのは難しいでしょう。 しかし、なぜロックフォール等に含まれる青カビや、カマンベールの白カビは食べても大丈夫なのでしょうか? カビには多くの種類があり、大きく分けると「体に悪い作用をするもの」と「体に良い作用をするもの」の二つがあります。 チーズに含まれるカビは、勿論「体に良い作用をするもの」です。 このカビは、他のカビの増殖を抑え、チーズに含まれるたんぱく質や脂肪を分解し、美味しさを高める効果があります。 もし、チーズのカビが気になるようであれば外皮を取り除いて中身だけを食べるとか、最初は一口、徐々に量を増やしていけばいいでしょう。 ブルーチーズの食べ方は、甘めのワインやハチミツなど、甘いものと一緒に食べるのがコツだそうです。 ちなみに、チーズの脂肪は「中鎖脂肪酸」なので、分解されやすくエネルギーになりやすいため、体に脂肪が付きにくいようです。 さらに、中鎖脂肪酸が肝臓で燃えるときには、他の脂肪も燃えやすくなると考えられています。