nonfiction・・・

多分この日は、人生で最悪の日だったと思うけど、
今までに何回も３回もあったと思うよ、最悪の日って（笑）。

不運は不運を呼ぶ　　って言ったか言わないかは知らないけど、
不運は続くもので、ほんとに不運だった。
地下鉄を降りて、ＪＲの改札にヘロヘロになって向かった。中央コンコースから入って上り線のホームに行くには、
改札を抜けて左に向かい１番線から３番線のどれかだ。
天井からぶら下がっている案内掲示板を見ると・・・

あ～、解らん、見えん、意味わからん
呑み過ぎて酔っぱらってハイになってて、自分の乗る電車も解らない状態だろうな、きっと。
そう思いながら一番近い３番線に「階段」で上った。
多分ここで倒れるんだろうな・・・と思いながら目の前に停まっていた電車に乗った。
最悪下りじゃないから大垣や岐阜や大阪や下関には行かないだろうと。

開いている座席に倒れ込んで、天井を見る。

・・・・・？あれ？
電車、出ない・・・
？？？

周りに乗客はいるから、車庫入りぢゃねぇし

？？？
なんか違う世界に来たのか？

ね、解るでしょ、この感覚。
何んか事故とかで死にかけた時、色んなことが走馬灯のように目の前を通り過ぎていく・・・って。
聞いたことあるでしょ、いや、体験したことあるでしょ（笑）。
これなんだよね、
あ、おれやばいわ
って。

しかし、これは間違いでも幻覚でもなかった。