アニメーションというか、クレイアニメーションというか……
チリのコロニア・ディグニダという実在する宗教コロニーから逃げ出した少女、が主人公の作品でした。
いろんな比喩が盛り込まれていて、あらかじめ予習していても、納得いくまでひも解くのが大変!
意味わからん…といいつつ、友人と2時間くらい話してやっと自分の中に落とし込めた感じです。
それで出たのが割と絶望的な解釈だったので、うん…うん……って静かになってしまいましたね。
いろいろな解釈をひっくるめて、育てられたように人は人を育てるものね、それに抗えている人たちは「外」から知識を入れて、実施できる環境にあるものね…と物語の締め方に納得したのでした。
やられて嫌だったことって、確かに有効だしめちゃくちゃ傷残るよ!!
あのキャラのシーンってトイレから始まるよね、と友人が言ってたのが私的に最悪でした。
虫の這った跡が残ってるのも。
個人的には、気分の悪くなるアトラクション的な、出来のいい映画…!
ただかなり分かりづらいので、落ち込んでいない心・解釈を議論できる友人・時間の余裕をお忘れなく。
これらがあれば、独特な表現や手法で視覚を楽しませたのちに、頭と心をもっともっと楽しませられると思います。