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「バトンを繋ぐ」 榛名山麓珈琲ギャラリー 2024.02.09

JBLパラゴン駆動用アンプを「珠玉の直熱管アンプ」から「麗しの真空管アンプ」に交換しました。


     「麗しの真空管アンプ」       JBL パラゴン


             「麗しの真空管アンプ」

「麗しの真空管アンプ」

双三極管6BL7-GTA3全段差動プッシュプルアンプ
最大出力:2.0w +2.0w

これまで繋いでいたアンプは


             「珠玉の直熱管アンプ」

「珠玉の直熱管アンプ」

山荘で平面バッフルスピーカー駆動用に使っていました。避寒のため下山中です。
直熱三極管6B4Gシングルアンプ
最大出力:3.5w +3.5w 

新旧アンプの記念撮影


            二台並んで記念撮影

◯アンプ交換の狙い
JBLパラゴンは低音域部に38cm口径のウーファー(時代の変遷により、ユニットは変化している)を使用している。
低音域部はフロントロードホーン。低音域を伸ばしにくい構造です。F0(低音周波数限界)の低い、重い振動板のウーファーを使っているのは低音域を伸ばす工夫でしょう。ウーファーの能率が低くなるのは当然の結果です。
(メモ:パラゴンは3ウェイのオールホーンシステム)
パラゴンの能率は96db/w・m。真空管アンプによる駆動を前提として設計した大型スピーカシステムの能率としては比較的低い。
(比較対象:自分が使用していたJBLウーファー130Aのシステム 101db/w・m。現用の ALTEC 620B 103db/w・m)
重い振動板を持つウーファーはアンプに制動力が要求される。シングルアンプよりプッシュプルアンプが合っているのではないかと推論しました。
オーディオ師匠K氏も同意見でした。
比較試聴した結果、最大出力2.0wの三極管プッシュプルアンプの方が最大出力3.5wシングルアンプに比べ制動力が高いと感じました。
アンプ交代となりました。
フルボリュームでなくても十分な音量が出ます。
「麗しの真空管アンプ」は負帰還量が変えられます。これも楽しみの一つかもしれません。

描写の細やかさは「珠玉の直熱管アンプ」に分があります。直熱三極菅、タムラトランスの面目躍如と言うところでしょうか。

先週の様子


       今日のお茶受け 地元箕郷町産「アーモンド」 

コーヒーの焙煎器で炒ったとか 
美味しく頂きました。 
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