1970年以降に市販されてモノラル(LP)レコードはモノラル録音をステレオレコード溝の両端に同じ音を刻んだ擬似モノラルレコードです。レコード針は溝の両側に刻まれた横・縦振動を拾い再生する
本来のモノラルレコードの溝には縦振動はなく、横振動だけの非常にシンプルな構成です。
聴き比べることはできます。60年代初期はモノラル溝のモノラルレコードとステレオ溝のステレオレコードが併売されていた時期がありました。明らかにモノラルレコードの方が良い。雑音レベルが小さい。
擬似モノラルレコードが生まれた背景。1970年代はステレオ再生装置が中心であった。
モノラルレコード溝とステレオレコード溝は違う。
がしかし、レコード再生用ステレオカートリッジはモノラルレコードも再生可能。
逆にモノラルカートリッジはステレオレコードの再生は不可能。溝を痛める。
再販モノラルレコードは本来のモノラル溝にすべきではないでしょうか。