レアじぃ危篤

笹丸のレアじぃといえば
私の方の父親です

今朝、旦那ｻﾝが仕事に出ていった
わずか10分後に
父の再婚相手の方から
お電話がきて
心不全による救急搬送で
意識不明との連絡をもらう

病院に私も行きますね
と伝えて電話を切るも

動きがのろいというか

今すぐ？
お昼でもいいかな？
とりあえず行くとしても
まずは陽介君に報告して

とりあえず、着がえて
とりあえず、化粧して
とりあえず、笹丸の準備して

そんなことしてたら
電話で言われたことを
ふと思い出して
『いつ死んでもおかしくない状態』
『あなたが来たときに間に合わなかったらごめんなさいね』

そうだった
そうだった

それってつまりは
危篤でしょ

お昼じゃなくて
今、行かなきゃ
なんだよね

こういうのが
実感がないってことなのかな

そう気づいて
車で病院に向かいました

運転中に自然と父との思い出で
こんなことがあったなぁ
なんて思っていたら

すごく意外だけど
悲しくなってきた
ほとんど暮らしたことなんて
ないのになぁ
そりゃ、ちょっとは
一緒に暮らしていたけどなぁ
なんだろな

病院について
救急搬送口の処置室にて対面
意識回復
口からのチューブで会話は無理
アイコンタクトが可能レベル

あれ、なんだかO.K.な感じ
と思ったら
それでも
１分後容態急変して
５分後亡くなってもおかしくない状態
と医者からの説明のようで

笹丸を抱っこして
顔を見せてあげました
やっぱり孫の顔を見ると
嬉しくなるよね

処置室での面会は
時間にして５分くらいかな

このあとは
ひたすら待機
待機
待機
待機

朝食もまだだし
笹丸が飽きてきたので
売店に行き食料調達
外に出て少し
散歩をして
救急搬送専用ロビーに戻ると

ちょうど
処置室から集中治療室に移動となりました

集中治療室は
小学生未満入室禁止とのことで
まずは父の奥さんが先に面会と
医師からの話し合い

その間は
またまた待機

次に私の番
笹丸をその方に見てもらって
集中治療室に行ってきました

もう死ぬかもしれない人に
泣き顔とか見せたくないけど
その姿を見るたびに
泣けてくる
ので、こそっと涙を拭いたりして

ここでの面会は５分ほど

今日はそれで終了
明日もお見舞い行きたいけど
集中治療室は小学生未満入室禁止
どうしたもんかな

面会時間は10分以内と
決められているけど
１分だとしても
笹丸をひとりには出来んしな

元気になるのかな