昨年の秋連休に記念イヤーとして大々的に予定していましたが、中止に。
今年は9月の連休に予定していましたが延期に。12月にしますと連絡をいただいてから閃いた!クリスマスにちなんだものにしたいな。
何が良いかな?どうしようかな?
そうだ!凛九のメンバーで伊勢型紙の彫り師、
那須恵子さんにクリスマスの柄を特注しちゃおっ♪
そんな私の思いつき丸投げをしっかりと形にしてくれて、開催することができました。
さすがっ!
出来たよって写真を送ってくれたのですが、
もう既に可愛いが溢れてる!溢れ出てる!
なんと和柄模様を組み合わせて出来てるではありませんか!
もうこれこのまま額にいれて飾りたい。
成功というのはする前にもうわかるものなんだなと、大層なことを思ったのでした。
実は2019年にも伊勢型紙を使用したワークショップを行っていまして、その時は右も左もわからなかったので、事細かに那須ちゃんに教えて貰い、顔彩や筆をお借りして行ったのでした。
今回は2回目、やる気満々な私は顔彩を購入し、様々な事を用意し、筆はお借りして臨んだのです。
今までは来た方から順に参加出来ましたが、今年からは予約制に。前もってHPにて予約を入れて貰い、空き席があった場合のみ当日参加OKとしました。埋まるかな?と不安だらけでしたが、蓋を開けてみれば満席どころか、これやりたい!と泣いちゃうコにごめんね満席でって断るのが辛かった。
また、今年のテーマが
「岐阜の工芸を知って学んで楽しんで」
でしたので、美濃和紙について、和紙は何で出来てるか?などをお話しさせて貰い、乾燥した楮をプレゼントすることにしました。
丁度学校で勉強したところで良く知ってるコ、全く知らずこれが紙になるの?!と驚くコなど色々。
ドーサ引きしていない和紙はよく滲む。
これは練習が必要だと感じて、10分程度練習の時間を設けることにしました。色ののりかた、発色具合や水分量の調整などを知るため、練習用の紙も手漉き。凄く贅沢!と驚かれましたが、傷がついたり厚みが違ったりしてハネたものを切って使っています。
色つけは自由に。
と言っても悩んじゃうので見本を用意して。
独自のグラデーションを作り南米カラーにしたり、キンキラキンにしたり、みんな楽しそう。
那須ちゃんの作ってくれた型紙の素晴らしいのは「これと言えばこの色」という所がない。
例えば林檎があったとしたら、殆どの人は赤くしてしまうでしょう。雪なら?花なら?ある程度決まってきてしまうでしょう。
ところが、那須ちゃんの型紙にはそれがない。
それがどれだけ自由であるか。
一生懸命色つけをしている子供達を見て気付いたのでした。
深いな、伊勢型紙。
伊勢型紙の力に大いに助けられ、朝から駆けつけて結局最後まで居てくれた那須様のお陰で大成功に終わることが出来ました。
来年もこれだな。フフフ
ようやく開催されたクラフトフェアは、待ち望んでいた方々で大賑わい。
クラフト作家さん達の素敵な作品が並び、岐阜の伝統工芸、提灯や和傘、刃物や木工、陶器などのワークショップが並びとても活気があって、楽しんでる方々を見ると私たちも楽しくて、休憩する間もなく二日間走り抜けました。
すっごく疲れたけど、すっごく楽しくて、疲れが心地よいとはこのこと。
一年の最後に心に残る仕事が出来て、終わりよければ全て良し!な一年でした。
ありがとうございました!
来年もよろしくお願い致します!