神を恐れよ
(伝道12:13)
「結局のところ,
もうすべてが
聞かされていることだ。
神を恐れよ。
神の命令を守れ。
これが
人間にとってすべてである。」
「伝道者の書」の著者は,
「ダビデの子」のソロモンです。
○
次の言葉によって分かります。
(伝道1:1)
「エルサレムでの王,
ダビデの子,伝道者のことば。」
○
(伝道1:12)
「伝道者である私は,
エルサレムで
イスラエルの王であった。」
ソロモンの見た人生は虚無でした。
「空の空」でした。
☆彡
(伝道1:1-3)
「エルサレムでの王,
ダビデの子,
伝道者のことば。
空の空。
伝道者は言う。
空の空。
すべては空。
日の下で,
どんなに労苦しても,
それが人に何の益になろう。」
しかし,
ソロモンは
自分の人生の経験をとおして,
また神から教えられ
次のように言います。
○
(伝道12:1)
「あなたの若い日に,
あなたの創造者を覚えよ。
わざわいの日が来ないうちに,
又『何の喜びもない。』
と言う年月が近づく前に。」
○
(伝道12:13,14)
「結局のところ,
もうすべてが
聞かされていることだ。
神を恐れよ。
神の命令を守れ。
これが
人間にとってすべてである。
神は,善であれ悪であれ,
すべての隠れたことについて,
すべてのわざを
さばかれるからだ。」
伝道の書は,
ソロモンが神から離れて,
幸福を得ようとしたときの
経験を述べています。
この書を通して,
わたしたちは
たとえ全世界を所有しても,
キリストなしには,
満足できないことを
学ぶことが出来ます。