聞き手選書と子どもの反応

 絵本の会がらがらどんで、過去の経緯を表にしています
2006年に「子どもが選んだ本を読み聞かせたい」などということで、聞き手選書型を推し進めました。
子どもの権利条約もあるし、教育改革として「学ぶ主体は子ども」と言われそれに対応して子どもが体験することが重要視されたころです。しかし、まだ図書館の講座は「良い本を選びましょう」「良い本とは読み継がれた本」「プログラムは大事」などとそればかり呪文のように繰り返す講師が入れ替わり立ち替わり現れました。
 同時に、現場のおはなしのじかんや、小学校訪問では、子どもたちの「うんざり」した顔を見ながら、会によっては「みんなごめんね」と思いながら、絵本や語りをやるということが続いていました。

2006年には、会員の中には疑問視する人もいましたが、子どもに選んでもらうやりかたをし、2007年には「子どもがもっと感想を書きたい」ということで少し遅れて子どもの感想が届きました。

以下が、その内容です「小学校から子どもの感想が届きました」

思い返すと、私たちがやり方を転換できたのは、この感想があったからだなと、今思っています。プログラムも、そんなに真剣に考えなくても、子どもにとっては「自分たちの希望の本を読んでもらえる」となれば7冊でも8冊でも楽しそうに聞くのだ、と気づくことになったのです。

 

 

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