舞台を作る

 紙芝居舞台にもいろいろあります。既製品では、童心社のもの。教育画劇のもの。

(21年秋に追記:すずき出版でも売っています。)

 童心社のは童心社サイズ(普通版)で、扉が上と左右に開くようになって携帯に便利なように小さくて軽い。以前は据え置き型で大判も入るように2段で、上下に動く幕も付いていたが、幕のせいで画面が隠れたり壊れやすいという欠点があった。図書館が昔買ったのはこれが多い。新しい型は改良され、画面がずっと前に出ていて見やすい。

 図書館用カタログを見ると、上に開く扉がなく左右のみに開くのもあった。

 教育画劇は大判や普通版(美濃版・B4)が両方できる。幕もある。大判というのは、ほるぷの紙芝居が入るサイズだ。以前、30年前の置石防止キャンペーンの手作り紙芝居をもってこられたおじいさまがいらっしゃったが、その方のは大判だった。昔は大判もかなりでまわっていたのだろうか。

これらを買う他に、手作りされる方も多い。作り方や製図は『紙芝居をつくる』(大月書店)に載っているので参考になる。
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21年秋に追記
すずき出版の紙芝居舞台もあります。これはホームページに寸法も書いてあります。別ページからジャンプできるようにしておきますので、参考にしてください
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 手作り紙芝居だけれど、これは枚数が多いので既製品だと入らないことがあり、今年自分で作ったものも入らなかった。途中でせっせと補充しながら演じればいいのだが、それでは落ち着いて語れないので、厚みが10センチくらいあるのがいいとずっと思っていた。
 当会には、手先が器用でポスターを描いたり舞台を作ってくだるYSさんという会員さんがおられるが、冬にぎっくり腰になってしまい舞台を作ってくれと頼めなくなってしまった。
 
 仕方なくホームセンターへ行き、ベニヤ板やカット板を買ってきた。これが1200円くらい。これを適当に切り、ボンドで貼り付けて形にする。釘を打たないので紙を切って貼る図工のようだ。底面は少し前方を下げて前に傾くようにした。ボンドが乾いたところで、寸法あわず飛び出たところをのこぎりややすりで切り落とし、ペイントし、乾いたら角に補強用の3方金具をつけ、持ち手をつけて出来上がり。金具などでもう千円くらいかかった。おばさん大工の仕事は、YSさんにあきれられることは、間違いない。とりあえず壊れなければいいかな。

 今日は三方金具をつける仕事をした。朝にパソコンを立ち上げたら、ウイルス対策ソフトの期限がきているという警告が現れ、ダウンロードしているのを横目で見ながら、ドライバーでねじ釘を打つ作業をした。情報の小箱を、デジタルとアナログ、両方一緒に作っているようで楽しい。
 ウイルス対策ソフトも、去年よりずっとややこしくなったような気がする。これでは高齢者の家庭ではソフトのダウンロードもままならないのでは。




 
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