図書館・語り・紙芝居・集団相手の絵本よみ・ボランティアなどについて書きます。
絵解きボランティア
タンデムストーリーテリング、ならぬタンデム絵本読み
『もっとお話とあそぼう』末吉正子/編著(一声社)を以前読んで、「聞き手参加の語り」というのがあるんだなと初めて知りました。NPOの教育プログラムでも、それを見たことがあります。確かに、語りを子どもに体験してもらうにはいい方法ですが、うまく子どもを参加させることができるかどうかに自信がありません。
そんなことで、絵本の読み聞かせに、子どもが参加する方法を以前から試しています。
『へんしんトンネル』『でんしゃにのって』『もこもこもこ』『わにわにのおふろ』紙芝居『かわださん』などです。
脚本を書いた紙を子どもに渡しておいて読んでもらったりしたのですが、もっと掛け合いのようにならないかと思い、今度の絵本セミナーで『たまごのあかちゃん』かんざわとしこ/ぶん やぎゅうげんいちろう/え(福音館書店)を試してみようと思っています。
分担読み、と最初は言っていましたが、掛け合い読みと言った方がいいような気がしてきました。掛け合い、つまり「タンデム」なのですが、説明するのが面倒なので日本語で説明したほうがいいみたいですね。
『たまごのあかちゃん』は、~~~~だあれ、という問いかけに対して ぴいぴいぴいなどと答える文が続きますので、掛け合いという雰囲気がぴったりです。幼児も一緒なので、体を動かしてもらって、子どもの集中をつなぐこともできるのではないかと考えています。
今日の新聞では、教育の新指導要領案が示されていました。
「何を学ぶか」でなく、これからは「何ができるようになるか」そのために「何を」「どのように」学ぶかを明確にする、そうです。「語れるようになる」しかも「自分の言葉で語れるようになる」ために「何を、どのように」と私も考えていきたいと思います。
何度も言うように、「どんな本を与えるか」と大人がワーワーいう時代は過ぎようとしていると思うんだけど、図書館の権力者の人たちは、考えを転換できるでしょうか。
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