夕顔がまだ咲いている

20年位前から、春になると夕顔の苗を植えています。夏から秋にかけて楽しんでいます。
ただ、真夜中に満開になるので、眺める時間が少ししかなく、割り切れない思いで育てていました。
しぼみ始めた花の姿も、実は好きなので、「これでもいいか」などと思って無理やり活けてきました。

今年は夏が涼しかったせいか、10月になっても次々と花芽ができて、咲き続けています。
ネットで、白洲正子に夕顔のエッセイがあることを知り、読んでみました。
なんでも、開く瞬間を見ようと じーっと見続けていたら、開かずにしぼんでしまったとか。
それとは別に、「霜が降りるころまで咲く」と書いてあって、ずいぶんと長く咲き続けるのだということを今年になって知りました。

おまけに、寒いせいか、夜に咲かずに明け方から午前中に咲き続けるということも今年はじめて知りました。
写真は午前10時ころ撮ったものです。
朝もまたバタバタする時間ですが、それでも「やあ、おはよう」と言えるような明るい気分で花を見ることが出来ます。
長いあいだ育て続けてきて、やっと訪れた「ごほうび」 でした。

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