夕刻の逃走劇

6月9日(火曜)の夕方4時半頃、いつものように小針の道を、犬の散歩に出かけました。すると、なにやらヘリの音が遠くから聞こえてきます。何気なく見ていると、上空を旋回していることに気づきました。西から海に向かう西川沿いの道路の上に沿って進んでいるように見えます。あそこの下は済生会病院の辺りかな、西川に誰か落ちたのかな、などと思っていると、旋回しながらこっちに近づいてきます。近くで見るヘリは何のマークがあるでなく、どこのヘリかわかりませんが、ぐるぐる回りながら私の上を通り過ぎ、国道8号線の平島の辺りまでやってきました。

すると、けたたましいサイレンとともに「緊急車両がとおりまーす」とアナウンスしながらパトカーが4~5台、8号線を南から北の方に走っていきました。
脇の道路をみると、赤色灯をつけた覆面パトまでいます。その近くには、ごつい感じの男の人が「顔が分からないんじゃなー」と無線のマイクをもってしゃべりながら歩いていました。

「やっぱり警察が誰かを追いかけているんだ」と思いましたが、犬は自分のペースを崩さず好き勝手に歩き出します。そのうちにヘリは関屋分水の上の辺りで方向を西に変え、やはり旋回しながら平島公園の方に進みます。パトカーのサイレンもどうもそっちに向かっているようです。いやがる犬を引きずるように家に戻り始めると、途中で県警のお巡りさん2人がキョロキョロしているのを見ました。近くにいた女の人が「何かあったのですか」などと尋ねると「いや、ただパトロールしてるだけで。お騒がせしちゃって」と苦笑しています。そーかあ?と思いながら家に入り、夫にメールしたりしていました。

夫は青山駅を下りて、パトカーと警官だらけの道をちょっと遠回りして歩いてきたそうです。途中、どこかのお家の庭で草をかき分けていた人に声をかけたら、警官だったようで「犯人が逃げた」「この近所に住んでいるなら戸締りに気をつけて」などと言われたそうです。何の犯人かは教えてもらえず、大堀幹線の北側で大捜索がされていたようでした。その後、6時くらいになっても、パトカーのサイレンが短く響いたりして、なかなかスリリングな夕刻でした。「逢魔が時」って、ちょっと静かで妖気が漂うような感じがしますが、こんな騒々しい逢魔が時もあるんかなと思ったりしています。

 その後、ネットで検索しても出てこないし、テレビも新聞もなにも報道しません。自治会の担当役員に電話してみましたがお留守でした。あんまりしつこく追求するのもナンだと思いましたが、子どもたちが今日の朝、集団登校した様子もないので、なんだか夢だったような気がします。近所の知り合いと「あれは一体なんだったのかね」とメールでやりとりをしましたが、ツイッターなどの検索をもう少しうまくやれば、何か引っかかるかも知れませんね

(追記)
外国の人が窃盗をして、東区から逃げてきたそうです。草むらにいるところを、一人は見つけることができたそうですが、共犯がいるのかいないのか、その辺はよくわからないそうです。西区のイオンの近くには緑豊かな水道公園もあるし、そんな草むらに逃げ込んだらさぞ大変なことだったでしょう。草むらに逃げるというのが、いかにも外国の方らしく、自然に近い感じがする。

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