図書館・語り・紙芝居・集団相手の絵本よみ・ボランティアなどについて書きます。
絵解きボランティア
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2005年に始めたこのブログも、この10月で5年を超えました。会の名前を使うことに自分自身も、また周囲からも批判がありました。
紙芝居主体にやるからには、子どもの文化に自分を置くことが必要です。もちろん高齢者対象であってもすべて聞き手の文化とすり合わせ、その他に、自分が話を進める技術と、ボランティアとしての立ち位置をしっかりさせ、試行錯誤の過程を見せながらの活動であると思います。 会の名前を出して、現実に何が起こっているか会の活動と並行して情報公開しながら書く必要がありました。
今までの図書館の「読み聞かせ」の指導に則ってやれば、絵本の集団相手読みも、紙芝居も、内部ではひどい上下関係が作られるばかりです。「絵本」と「紙芝居」は違うという見方もあるでしょうが、「ストーリーテリング・ウイズ・ピクチャーズ」としては同じなので、今までと同じ考え方でやれば自分たちも同じ問題を繰り返すと思い、別のやり方を模索していきました。その足跡でもあります。
都合の悪いことは外に出さず、みんなで一生懸命勉強しながら明るく楽しくやっているように見せておきたいのは人情というもの。しかしその結果、現実逃避を繰り返し「絵本やおはなしの世界」というパラダイスの中で、自分たちの美しい世界に執着してきたのは明らかでした。そして、それとは関係なく、現実に見合うようにやりたいというのも、会員さんたちの願いでした。
「子どもたちに良いものを」「本物を」と美しい言葉ではありますが、それは誰でも本能的に持っている願いではないかと思います。忘れてならないことは、著名な先生方から見れば雑草のような普通の人の心の中にも、人それぞれ秘めた思いはあるということ。それを率直に出していきました。
「読み聞かせ」「読み語り」という言葉の中には、肝心の「絵を表現する」という意味合いが少ないと思っていました。読み方にこだわる時に「活字のレイアウトがこうだから」「文脈が」「イントネーションが」「アクセントが」という発言はよく聞きますが、絵の雰囲気を伝えることも付け加えたいと思いました。集団相手の読み聞かせは、「芸能」だとさえ思っています。芸能は芸術よりも、格下ですか?
「絵解きボランティア」か、「絵語りボランティア」というタイトルにしようと思っています。アクセスが減っても気にしないように、思ったまま書くことにします。アドレスやオレンジのテンプレートはそのままです。複数の研究者の方が、定期的に見に来ているように思いますので、お手数をかけるのを避けます。また、新潟かみしばいクラブの活動内容については、情報公開するために、別ブログを作るかもしれません。
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