~ 鳴かず飛ばず ~

喜怒哀楽の日々を綴る

月にむら雲

2010-06-05 12:23:09 | 日記・エッセイ・コラム

世襲のおぼっちゃま総理に代わり、第94代首相に菅直人が就任した。

菅首相について

● 経済界は概ね歓迎で、財政再建などへの手腕を期待している。

● 非世襲の首相は、村山富市首相以来16年ぶり。

● 市民運動家出身の首相は戦後初。

● 山口県ゆかりの宰相誕生は、06年の安倍晋三氏に次いで9人目。

                        こんな論調で新聞に書かれている。

新首相は、国民の苦しみや悲しみが理解出来るはずで、その行動力には期待できる。 と私は思っている。

manifest ⇒ 明示する。証明する。宣言書。 (政界では政権公約の意味)

各党がこの “ マニフェスト ” を出しているが中身を覗いてみると、期待値の羅列で、実現へのプロセスが何ら語られていない。言ってみれば 「 絵に描いた餅 」 である。

政権の抱えている課題は、解決への難易度が高く、マニフェストの実行についても、困難を幾つも乗り越えなければ実現しない。

菅首相にとっては、いきなり正念場の参院選を迎え、その結果が問われることになる。

世の中は、自分の思い通りには動いてくれないもので 「 こんなはずではなかったのに 」 という思惑違いが、いつも待ち構えている。とくに政界とはそんな世界である。

                          月にむら雲 花に風     


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