長電話

昨日、実家にユーくんが来ていた時、珍しくだいちゃんから電話がかかってきた。

だいちゃんは福岡の専門学校を卒業したのですが、まぁ色々あってそのまま福岡に住んでいます。

こっちから電話する事はあるけど、だいちゃんから電話がかかってくるなんて、ほぼない事だからびっくり

なによ、寂しくなったのかい？

「いや、そうじゃないけど。なんとなくかけてみようかって感じ」

そーなのね。

で、福岡大変やろ？

「そりゃね。非常事態宣言だし」

結局バイト(飲食業)どうなったん？

「あー、客も来ないし社員さんだけでやるから、バイトは休み」

まぁそうだろうね

生活できそう？

「今月はまぁ何とか…でも5月6月は収入無いから無理やろ」

ですよね〜

苦しい月は生活費は援助するから、何とか生き延びてね

「おっけー。就活も全然できんよ、軒並み説明やらインターン中止」

そこはもう仕方ない

これからコロナが収束したとして、景気が上向きになるのかはわからないよね。

でもそれよりもコロナに感染しない事が大事じゃん？

「まぁね。とりま家に篭るしかないよなぁ。その間に料理でも極めるか　ちょっと煮物のレシピ教えてよ」

あー、だいちゃんの方があやりんより自炊するからねぇ。

「あいつ(あやりん)は…まず、掃除をイチから教えてやらなダメって」

いや、私も精一杯教えたんだけど

「ま、かーさんがフォローするしかないってやつ？」

ですよね〜…ってな事をダラダラと話していたらあっという間に2時間が経っていました

少しはだいちゃんの気持ちも晴れたかな？

だいちゃんとの電話中、だいちゃんとお話しがしたいユーくんは時々私から携帯を奪ってゴニョゴニョお話しして、最後には寝てしまいました

だいちゃんは自分がコロナの非常事態宣言の県にいるし、帰っても、じーちゃん・ばーちゃん・ちっちゃい従兄弟たちにうつしてしまう可能性があるから帰らんよー、とは言っていた

うん、安易に帰って来るのは私も賛成しない。

ここは耐えて乗り越えるしかないんだけれど、ゴールが見えない不安もある。

自分や自分の大切な人たちが、ウイルスをもらわないように、うつさないように手洗いや消毒をしっかりして、3密を避け、考えて行動しないとね