
11月29日(月) さいたま市 プラザノースにおいて、 陶芸+盆栽「手作り鉢で盆栽に挑戦しよう!」
の4回目 自分だけのマイ盆栽に挑戦! を行いました。
去年に続き 今回は2回目。
下山先生のもと みなさんが 作った鉢に、植物を植えて盆栽にしました。




今回の樹種は 真柏 長寿梅 から選んでもらいました。

真柏は 盆栽の種類の中でも 一番丈夫な樹種です。 陽がよく当たる場所でも、日当たりが悪くても、育ちます。
暑さ、寒さにも かなりの耐性があります。盆栽を育てるのに自身のない人にお勧めの樹種です。

長寿梅は 四季咲きで 満開というのはあまりないのですが、一年を通してぽろぽろと咲きます。
温かくなり始めたり、日差しが増したり、肥料をもらって1週間後 など、ちょっとした変化で 花が咲きだしたり、葉が急に落ちたりします。真柏とは対照的にその時々の変化が楽しめる樹種です。置き場所は日当たりが良いところの方が良く開花します。真夏でも炎天下で問題はないのですが、非常に水を好むため、水切れには注意が必要です。

長寿梅の根は ほかの樹種と違い、一本の根が木全体を養っていることがあります。
周りを回っている根の所在を確かめずに切ってしまうと 根がほとんどなくなってしまうことがあるため、
切っても残る根が十分あることを確認します。

みなさん、鉢全体的に苔をはっていましたが、植え替えをして 根が減っていることを含めなくても
これから2月下旬くらいまで 乾きがわかりにくいので、苔をはがしてみて
赤玉土の乾きを確認してから水やりをするようにしてください。風が強く、陽によく当たる場所だとしても二日に一回程乾くことはないと思います。 おそらく3日~5日に一回程度だと思われます。

また冬の水やりは 午前10時~午後3時くらいの間に済ましてください。早朝、夕方、深夜に水やりをしなければならないときには、その直後半日程度は屋内の寒いところに移動してください。(凍結防止)
基本的に さいたま市程度の冬 であるならば 真柏、長寿梅ともに、軒下程度(霜に直接当たらないところ)で問題ありませんが 発泡スチロールの箱のようなものの中に入れ、蓋はしない程度の防寒をしてください。(箱の下の方に水が抜ける穴をあけておく) (2月下旬または3月初め頃まで)

家の中に飾ってみていただくことも あるかと思いますが、連続で屋内に置く場合は二日以内にとどめてください。

針金で少し曲を付けてみました。 針金を外すのは 来年の夏を過ぎたころ。

長寿梅の剪定は枝が10cm程度伸びてきたら 2,3芽残して切り込みます。
また根元や枝元から出てくるヤゴ芽は ソコに必要のない枝ならば、元から切ります。

花も花弁が散り始めたら 種を残さず、取り除いてください。
実をならせてしまうと養分が実に取られてしまうため、花が咲かなくなるばかりでなく 実のなっている枝そのものが枯れてしまいます。

真柏(糸魚川真柏)5月ごろになると新芽が伸び始めます。まだ輪郭が必要なところはそのまま伸ばし、樹幹の部分など これ以上の伸ばしたくないところは 手の腹で摘み取ります。 (爪を立てたり、はさみを使わない。)

やや下向きにした枝は 上向きの枝に比べると 栄養が届きにくいので、それほど上向きの枝が伸びていなくても芽摘みをするようにしてください。

真柏、長寿梅ともに肥料は来年の春からになります。

盆栽の方は育つし、やや大きめの方が 枯れにくいこともあり、少し鉢が大きく見えてしまいましたが、2年くらいで盆栽の方が追いつくので ご容赦ください。
それで 黄金シダを一緒に植えこみました。

真柏は 肥料が効きすぎたり、植え替えをしないでいると 「杉っ葉」が出てきます。(普通の葉は 先がとがっていないのですが、先のとがった葉が出ることがあります。)
この場合は 肥料をやめる。剪定や芽摘みを秋になるまでしない。

盆栽には 太陽の方角、または風の方角を 取り入れる決まりがあるのですが、じゅうぶん 風が表現できたのではないかとおもいます。

みなさん、雰囲気の出た作品になりました。
の4回目 自分だけのマイ盆栽に挑戦! を行いました。
去年に続き 今回は2回目。
下山先生のもと みなさんが 作った鉢に、植物を植えて盆栽にしました。




今回の樹種は 真柏 長寿梅 から選んでもらいました。

真柏は 盆栽の種類の中でも 一番丈夫な樹種です。 陽がよく当たる場所でも、日当たりが悪くても、育ちます。
暑さ、寒さにも かなりの耐性があります。盆栽を育てるのに自身のない人にお勧めの樹種です。

長寿梅は 四季咲きで 満開というのはあまりないのですが、一年を通してぽろぽろと咲きます。
温かくなり始めたり、日差しが増したり、肥料をもらって1週間後 など、ちょっとした変化で 花が咲きだしたり、葉が急に落ちたりします。真柏とは対照的にその時々の変化が楽しめる樹種です。置き場所は日当たりが良いところの方が良く開花します。真夏でも炎天下で問題はないのですが、非常に水を好むため、水切れには注意が必要です。

長寿梅の根は ほかの樹種と違い、一本の根が木全体を養っていることがあります。
周りを回っている根の所在を確かめずに切ってしまうと 根がほとんどなくなってしまうことがあるため、
切っても残る根が十分あることを確認します。

みなさん、鉢全体的に苔をはっていましたが、植え替えをして 根が減っていることを含めなくても
これから2月下旬くらいまで 乾きがわかりにくいので、苔をはがしてみて
赤玉土の乾きを確認してから水やりをするようにしてください。風が強く、陽によく当たる場所だとしても二日に一回程乾くことはないと思います。 おそらく3日~5日に一回程度だと思われます。

また冬の水やりは 午前10時~午後3時くらいの間に済ましてください。早朝、夕方、深夜に水やりをしなければならないときには、その直後半日程度は屋内の寒いところに移動してください。(凍結防止)
基本的に さいたま市程度の冬 であるならば 真柏、長寿梅ともに、軒下程度(霜に直接当たらないところ)で問題ありませんが 発泡スチロールの箱のようなものの中に入れ、蓋はしない程度の防寒をしてください。(箱の下の方に水が抜ける穴をあけておく) (2月下旬または3月初め頃まで)

家の中に飾ってみていただくことも あるかと思いますが、連続で屋内に置く場合は二日以内にとどめてください。

針金で少し曲を付けてみました。 針金を外すのは 来年の夏を過ぎたころ。

長寿梅の剪定は枝が10cm程度伸びてきたら 2,3芽残して切り込みます。
また根元や枝元から出てくるヤゴ芽は ソコに必要のない枝ならば、元から切ります。

花も花弁が散り始めたら 種を残さず、取り除いてください。
実をならせてしまうと養分が実に取られてしまうため、花が咲かなくなるばかりでなく 実のなっている枝そのものが枯れてしまいます。

真柏(糸魚川真柏)5月ごろになると新芽が伸び始めます。まだ輪郭が必要なところはそのまま伸ばし、樹幹の部分など これ以上の伸ばしたくないところは 手の腹で摘み取ります。 (爪を立てたり、はさみを使わない。)

やや下向きにした枝は 上向きの枝に比べると 栄養が届きにくいので、それほど上向きの枝が伸びていなくても芽摘みをするようにしてください。

真柏、長寿梅ともに肥料は来年の春からになります。

盆栽の方は育つし、やや大きめの方が 枯れにくいこともあり、少し鉢が大きく見えてしまいましたが、2年くらいで盆栽の方が追いつくので ご容赦ください。
それで 黄金シダを一緒に植えこみました。

真柏は 肥料が効きすぎたり、植え替えをしないでいると 「杉っ葉」が出てきます。(普通の葉は 先がとがっていないのですが、先のとがった葉が出ることがあります。)
この場合は 肥料をやめる。剪定や芽摘みを秋になるまでしない。

盆栽には 太陽の方角、または風の方角を 取り入れる決まりがあるのですが、じゅうぶん 風が表現できたのではないかとおもいます。

みなさん、雰囲気の出た作品になりました。
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