白いカーペットがくすんできてしまったので
(まあ、犬がいると、散歩帰りに手足を拭いてあげても
跡がついてしまいます…)
模様替えのつもりで、汚れの目立たないブラウンに変えたら。
パウル・クレーのような、
あるいは
ミステリー・サークルのような
床になってしまいました
さて、少し前に
きもの友から紹介されたコチラの動画
ご覧になった方もいるのではと思いますが、
2分で着る【着物の着かた】の教科書 -how to put on Kimono 着付け
木下着物研究所の女将、木下紅子さんが
襦袢から長着を着るまでの一部始終を公開しています。
早回しなし、ショートカットなし、長回しのままで2分ちょっと。
(すごい、2分で着られるんだ…)
で、考えました。
(私とどこが、違うのか)
そこで、早速、動画を見ながら検証してみたところ……。
明らかに違う点が、3点ありました。
1.腰紐を締める
木下さんは腰ベルトを使っていますが、
私は長年、楊柳の腰紐を使っています。
腰紐の場合、締めた後紐の左右の両端を絡める作業が必要です。
私はここで、時間がかかってしまいます。
なぜかというと、指の力が弱いから。
私…小さいころピアノを習っていた割には、
指の力がないのです。
形も先細りで、ピアノに向いていない指、と言われていました
いくら筋トレ好きな私でも、指の筋力アップはちょっと
今からでは難しいかな、と思うので、
ベルトでずれないのであれば、ツールを変えようかな。
2.コーリンベルト
私は、下前の処理に時間がかかります。
たぶん布の面積が大きい(=サイズが今の体形に合っていない)のと、
やはり指先が弱くて、ベルト先の留め具で布をはさむのに一苦労。
さらに、上前を留めるときに、下前と同じ高さにならず、
やり直すことが多々あります。
3.おはしょり
木下さんは、コーリンベルトをつけたら自然に
おはしょりが整っているような状態ですが、
私はここでも、おはしょりが長すぎたり、2枚になったりで
整えるのに苦労します。
やはり着丈が長めなのと、指の力不足、なのではないかなあ……。
帯を締めるプロセスでも、帯枕の紐を結ぶ、帯揚げをお太鼓の中にしまう、
帯を結んだあと、おはしょりを整える、など
指先の力が必要なポイントではなかなか、思うようにいきません。
まあ、それを嘆いていても仕方ないので、
道具を見直したり、サイズ重視&着やすい生地重視で
着るものを選んだりできるなら。
こうやって一度、人さまの着方を見て
自分の着方をチェックしてみる、というのもいいものですね。
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