神奈川絵美の「えみごのみ」

食も爆発だ!? ― 岡本太郎美術館にて ―

雨上がり、からっと晴れて
予定していなかったけれど、これは外へ出かけるしかない!と……



自転車で行ける、I田緑地へ。



爽やかで、神秘的にも思える木漏れ日の中を
進んでいくと……



突如あらわれる、謎の物体⁉

ここは……岡本太郎美術館。
しばらく改築のため閉鎖されていたのですが、
7月まで食をテーマにした企画展が開催されているとのことで



一応、料理好きな私、これは行ってみるしかない、と。

いろいろ書きたいこともあるのですが、
ちょっと忙しくなってしまったため、撮影OKだったエリアの写真を
どんどん、掲載していきますね。



こちらのポスター、幼いときに見たことがあります!




岡本氏がデザインした食器の数々。
どれも独立した生命体のような感じがします。


こちらは父 岡本一平氏のデッサン。
何点か、彼の手掛けた絵画やデザイン画などが展示されていましたが
どれも味わいがあって私は好きです。


こちらも一平氏の作品。

そして母、岡本かの子氏は

写真中央、存在感あります。
左から父、太郎氏、かの子氏。
特に一平氏はかなりの健啖家だったようで
世界各国のおいしい料理を食べ歩き、太郎氏にも
旅先ではいいものを食べなさい、と教え込んだそう。


それで太郎氏も後年、
かつてパリに滞在していたころ自炊していたメニューなどを
こうしてメディアに公開したり、
食に関する文章も寄稿したり。


1951年に縄文土器に魅せられ、
それから自分でも陶芸にはまり、


大皿から茶碗まで、多くの作品を残しています。

私が、太郎氏の仕事でとりわけ心ゆさぶられたのは
絵画よりも、むしろ写真。


旅先の、食にまつわる写真もいろいろ、
展示されていました。







こちらは常設展もたいへん充実しており、
自転車で行ける距離なのに、どうしてもっと早く訪れなかったのかと
悔やむほど。
1930年代に、パリのアバンギャルドの芸術集団に最年少で所属したことから
ハンス・アルプやジャコメッティ、ソニア・ドローネー
モンドリアン、カンディンスキーなどそうそうたるアーティストの
作品も展示されていました。

これらは撮影禁止だったので紹介できませんが、
後日改めて、今回掲載しきれなかった作品の写真をアップしますね。

コメント一覧

kanagawa_emi
香子さん、こんにちは!
岡本太郎は知れば知るほど、バイタリティの塊!のような
方だったんだなあ、と圧倒されました。
絵もすごかった(後日アップしますね)。

そういえば、「太陽の塔」って最初は名前がなく
「太郎の塔」って呼ばれていたのを
国の金でつくるのに自分の名が冠につくのはちょっと、
ということで太陽の塔になった。。。と
本人がVTRで語っていました。有名な話なんでしょうか。

記念碑があるのですね。このあたりはゆかりの地ですものね。
kanagawa_emi
まるたけさん、こんにちは!
一平氏の絵、ほんわりしていていいですよね。
私、こちらを観ながら、まるたけさんこういうの
お好きだろうなあって思ったんですよ♪
かの子氏ってこの写真はふくよかなのですが
偏食で結婚当初はやせていたんですって。
香子
わぁ、爆発だぁ♪
岡本太郎美術館がお近くにあるんですね。
面白そうですねぇ。
そうそう、親玉沿いに太郎さんが建立した
岡本かの子の記念碑がひっそりとあります。
まるたけ
いいですねえ!まず一平氏のデッサンにくぎ付け。好きです、こういうテイスト。世界一周絵手紙?なにやら興味深いわ。
旅と食、まさに私の好きなものばかり。
太郎氏の食レポもなんだかおもしろそうだわ。
それにしてもかの子氏の存在感あること。
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