アップしたいのですが、新しい情報から……
正月三日、初売りで活気のある日本橋にて
年末にもお会いした友人のaikoさんとランチ。
場所は……
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コレド室町の「ざくろ」。
しゃぶしゃぶで有名ですが、この日は
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国産牛のすき焼きランチをいただきました。
何と卵2個&ご飯のおかわり自由という、食材高騰の折に
嬉しいサービス。
新春だし、aikoさんには晴れやかな着物を観てもらいたいという
気持ちもあって
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この日の私は菊が手描きされた華やか色の小紋に
変わり七宝の帯、七宝焼きの桐の帯留。
前はこんな感じ。
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後ろはこんな感じ。
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馬子にも何とやらでおめでたさを盛ったコーデにしたら
心なしか、ざくろやこの後行った三越でのお店の人の接遇も
良かったような。
さて、コレド室町を後にした私たちは
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三越での実演&即売会をのぞきに。
とても見ごたえありました。
文字通り匠の手仕事を間近で観られて、手にとることができて
やっぱり日本ってすごいな、と。
例えば
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こちらは三國箪笥さんという福井の会社の
船箪笥。
明治中期まで、こうした重厚かつ、海難事故に遭っても
浮いて財産を守れる特殊なつくりの船箪笥は需要があったそう。
会社の人いわく「昔は、福井から北海道まで昆布を買い付けにいくのに
今の一億円くらいの現金を船に積んで行ったんです。
この船箪笥は、敢えて前面に釘を多用し重くして、海に投げ出された場合
前面が底になる代わりに、箪笥の中の空気が"うき”になって、沈まないように
なっています」と……。
ちなみに右側(写真右の、内部が公開されているもの)はからっぽの状態で45㎏あるそう。
かつ、中身が入って70㎏、80㎏になったとしてもちゃんと浮くというのですから
驚きです。
今は、船に積む用途ではなく、一般住宅用のインテリア兼金庫に。
こちらは
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山形のMOKUKAさんという企業が特許をとって
製造している、ひのきの廃材を利用した「木の花」。
花びらの繊細の表現にびっくり。
年月が経つほどに色が濃くなっていくのも趣がありますし、木の香りも
ほのかに漂い、癒されそう。
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こちらは宮崎の竹芸工房さん。
この竹製の長椅子、すべらかで座面もカーブも絶妙で
とても座りやすい!
そして
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東京の小林染芸さんは江戸小紋を得意としており
写真ではうまく出ませんが、LEDで光る訪問着は
一見無地に見えるところもすべて型を使っているそう。
こちらは
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甲府印傳さんの帯飾り。
これ、何でしょう? わからなかった私に
「これ、タバコ入れよね?」
「そうそう、僕ら同世代だねー」
aikoさんと店主がグータッチで盛り上がっていました。
じっくり回ると一時間はかかりそうな
充実した催事でした。
6日まで開催していますので
ご興味とお時間があればぜひ!とお勧めしたいです。
お正月という特別な時期に、日本の手仕事の良さを再確認する機会が
あるのも、いいものですね。