担当させていただいた漢方医学の書籍が
たいへん好評で、クライアントも大喜びで
その方から今夏、名産の桃をいただいたのが
今年の7月。
父も、おいしいと食べてくれて。
御礼を近いうちにと思っていたところ、
9月に父が急逝し、すっかり遅くなってしまったのですが
その方がかなりの酒好きと知っていた私、
帰省中に訪れたのがこちら。
地元の酒造です。
文字は違えど、来年の干支にちなんで。
ラベルがなかなか、かっこいいです。
私はまったく詳しくないのですが、何か賞も獲ったそうで。
それにしても……
実家からこの酒造まで、スムーズにいけば自転車で15、6分、
車がびゅんびゅん通る、大きな街道をいくつも経由するのですが
途中、すれ違った自転車はたった一台。
というか、歩いている人すら見かけません。
「うちの家内なんか、100m先のスーパーだって車で行くよ」
とは、神奈川へ帰る日、最寄りの駅までお願いしたタクシーの運転手さん。
(ああ、車のない私はここでは暮らせない…)
暗澹たる気持ちになります。
ここ神奈川の外れも、とてものどかで、決してひらけているとはいえない
エリアなのですが、
散布図であらわすならこっちは
店なり医療機関なりの施設がぎゅっと
徒歩でもはしごできる密度で点在しているのに対し、
故郷は
ひとつひとつの施設間が、遠い!
なんかこう、自転車で移動している最中、今の季節は寒々しくて
しかたありません。
挙句の果てに、道を一本間違えてしまい、
この地に育ったにも関わらず道に迷って
ABCマートに駆け込み、教えを請うた次第。
やっぱり、
出身といっても実質5歳から17歳までの
12年しかいなかった故郷よりも
18歳から40年近く住んでいるこちらの環境に順応するよう、
体の構造(!)ができてしまっているのかもしれない、と
思いました。
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