同じく20年前からご縁をいただいているPR会社社長のK美さんと
3人、数年ぶりの再会。
ここはどこかと申しますと……
多くの財界人、芸能人を常連に持つ
国内最高峰の中華料理店「富麗華」。
……生きているうちに、ここで食事ができるとは!
「えみさん、上海ガニ持って!」と促され
満面の笑みで記念写真。
「キラキラセレブ」を地で行くお二人は
いわゆるバブル世代で私よりも数歳、上なのですが
お顔を隠すのがもったいないほど若々しくて美しくて。
ふかひれのスープに
衣のさっくり加減が絶妙な甘鯛の唐揚げ
「カニは、蒸した雄にしたわよ」とあらかじめ注文
くださっていたE子先生。
雌は卵ばかりで大味なの。生より蒸す方が甘味も出るし
お腹にも優しいし……と、通ならではの"仕切り”に感服。
K美さんも、この店はリピーターで
以前、大手芸能事務所のパーティが別室で行われていたところに
部屋を間違って入ってしまい
「○ッチと目が合っちゃった」なんて話も……。
北京ダックもお目見え。
コース料理のどれもこれも、
素材を活かした濃厚、芳醇な味わいで
「ああ、この味、食感、記憶にずーっととどめていたい!」と
真面目に願わずにいられない
最上としか言いようがない美味しさでした。
話に花が咲く中で、意見が一致したのは
「私たち、もう"物を増やす”ことには興味がないの。
これからは、"経験”にお金を遣いたい」ということ。
それは旅行だったり、こうした知人友人との語らいだったり、美味しいものを食べたり。
人生100年とはいえ、60歳を過ぎればだんだん、先も見えてきて
そんな中で一番、幸せを感じられるのは、楽しい思いをすること、
いい思い出をつくること。
……確かにそうだな、と思います。
私以外のお二人は特に、いろいろな面で"安定している”から
なおさらなのでしょうけれど。
でも私も、住居が落ち着いてからは物欲は一層なくなり
あくまで自分の財力・体力の及ぶ範囲でですが、経験や人と会うことに価値観を
見出す生活がしたいなと。
今回は、実は私が少し前にちょっと、E子先生の事業のお手伝いを
した御礼にと先生がセッティングくださった会で
すっかりごちそうになりました。
帰りも麻布十番からタクシーで、3人とも方角が同じだったので
送っていただいて。
E子先生とはすごくご近所であることもわかり
「八雲や碑文谷にも美味しい店があるから、今度一緒に行きましょう!」と
盛り上がり。
夢のようなキラキラした、豊かな時間でした。
こうした高揚感が、明日以降への活力を養いますね。
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