偶然、Facebookの方でも話題になったので
紹介しようと思います。
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アドバイスくださったのは、例の「日本をほめようプロジェクト」メンバーで
関西にて呉服店を営んでいる女性。
要約すると、
・夏前の単衣の帯や小物は、(先取りの)夏物で良いと思います。
・ただし、帯締めは組み方にあまり透け感がありすぎると、
単衣としての存在感に無理が出てしまうので、
夏物でも少し組の詰まったものの方が良いかも知れません。
とのこと。
(あくまで一つの考え方で、絶対的なルールではありません)
私がこのメッセージを読んではっとさせられたのは、
「単衣としての存在感」という一言。
そんなこと、今まで考えたことがなかった。
何でも先取りすれば粋になると、一本調子に思い込んでいると、
もしかしたら「今、ここ」にある季節や気候に寄り添えない
独りよがり、自己満足のコーデになってしまうこともあるのかも。
もう一つ。
帯締め次第で全体の雰囲気が、単衣っぽくも盛夏っぽくも
なってしまうなんて、
帯締め自体の存在感もすごいんだな、と……。
桜が散り、藤が咲いて菖蒲、鉄線、そして紫陽花……
同じ季節の中でも、始まりと終わりでは
景色がだいぶ違う。
空気も、光も、においも変わる。
そうした変化を日々感じながら、自然と寄り添える装いを
選んでいくのが着物の愉しみでもあり、お洒落のしどころなんだろうなあ。
もう一度、手持ちの小物を、見直してみよう。
※コメントのお返事は少し遅くなります。
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