神奈川絵美の「えみごのみ」

躍動するデザイン

クリスマス・イヴに六本木で会議があった私。


暖かい郡上に白地の羽織で、ミッドタウンへ。


仕事の前に時間があったので、
ミッドタウン内にあるデザインハブ(デザインの教育や発表の場を
設けているワークショップ)で開催されていた
武蔵野美術大生(と、出身者もかな)の作品展を観に行きました。
(会期は終了しています)

こちらの展示、「和もの」も多かったです。



伝統的な水の文様や
江戸文化、お能の図解絵本など。
いかに興味をひくか、魅力的に見せるかは
やはりデザイン次第、デザインに依るところが大きいなあ、と
つくづく思いました。


こちらは絵本。


ポスター。クリエイター名は失念しましたが
私も好きなW.カンディンスキーへのオマージュだそう。

展示全体の中で特に印象的だったのが

こちらの絵本。東日本大震災で甚大な被害を受けた
福島県浪江町の諸戸小学校の“その日”が
優しくもメッセージ性の強い、力のあるタッチと色彩で描かれています。
作者は当時の生徒や先生を一人ひとり訪ね、話を聴いて
この絵本を創り上げたそう。
ジャンルは違えど、同じく取材をする立場として
それがどれだけ地道で、どれだけたいへんかよくわかるので、
頭が下がりますし、身が引き締まる思いです。

特にお目当てもなく、入場無料なので気安くふらっと入った展示でしたが
とても見応えがありました。
デザインハブでは年に数回、こうした若い世代中心の発表会があるので
また機会があれば、行きたいなあ。

コメント一覧

kanagawa_emi
こんにちは! 私はデザインの知識もセンスもないので
こうした展示を観るとただただ、すごいなあと感心するばかりです。
>ブログのデザインも変わりましたね〜
そうなんです。よくわからないのですがこちらの方が
タイトルごとに写真が並んで記事を選びやすいのかなあ。
まあ、一長一短、ありますよね。
香子
忙中閑あり…でしょうか。
色々目の保養と刺激を受けられたようで (^-^)b
お、ブログのデザインも変わりましたね〜♪
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