年下の着物友Kさんが
この昭和な街にきてくださいました。
Kさんは、
着物友の中で唯一、チビワンと会ったことのある人。
コロナ情勢がやや落ち着いてきたので
お線香を……と、
チビワンのイメージで見立ててくださった花束を抱え、はるばると。
私も久しぶりの来客に
お粗末ながらもランチの腕をふるいました。
(Kさん撮影)
タサン志摩さんの鶏ハムをメインに、
その茹で汁を利用した卵スープと、
三國清三シェフがYoutubeで披露していた
野菜のゼリー寄せ(私はアガーでつくりました)。
こちらも鶏を茹でてだしをとりますが、鶏肉自体は使わず、
スープにローズマリーやオレガノで風味づけをして、野菜とともに固めます。
そして
(Kさん撮影)
パンは自宅用も一緒にだけど2日がかり。
いろんな種類を試せるよう、ちっちゃく可愛く焼きました。
ピザ風ウィンナーロールに、コーンマヨパンに、マッシュポテト入りパン。
ポーリッシュ種(液種ともいい、もちもちになる生地の素のようなもの)で
仕込んだ、Wチーズとラムレーズンのバトン。
私の好きな色でもある黄色と、白を基調にした
テーブルセッティングで、
春らしい雰囲気を選出した…つもり。
お客さんを自宅にお招きしたのは、一体、いつ以来だろう…
この春、階下の住人が退去し、空き部屋になっているのをいいことに(?)
しゃべり倒して約6時間。
やっぱり、リモートでの画面越しでは得られない、
楽しさがありますよね。
(Kさん撮影)
おやつには、Kさんが買ってきてくださった
泣く子も黙る千疋屋のフルーツケーキ。
みずみずしくて、口どけのよいクリームとフルーツの香りが
鼻腔にまで広がり、ああ至福の時間。
チビワンにも、キウイのかけらをお供えしました。
犬も一緒にティータイム。
亡くなって、一年と二カ月が経ち、
久しぶりに、部屋に笑い声や賑わいが戻ってきて
チビワンも喜んでくれたことでしょう。
Kさん、ありがとうございました。
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