【vol.522 白雪姫の母】-承認欲求で娘と張り合う母《悩みは神様からの贈り物!》
ディズニーで有名な白雪姫は、もともとグリム童話です。私たちがよく知っているストーリーでは、白雪姫の殺害を計画するのは、継母ということになっています。 ところが初版のグリム童話をみると、白雪姫を殺そうとしたのは、実は白雪姫の生みの母だったんです。 でもなぜ母が我が子を、殺そうとするんでしょう?不思議ですよね。 でも深掘りしてみると、とても筋の通ったストーリーだということがわかります。 普通妊娠しているお母さんの願いというのは「元気な赤ちゃんでありますように。」といったものが一般的です。 ところが白雪姫の母は、自分の指から滴り落ちる血を見て、「この血のような唇の娘を」と願ったんです。 生まれてくる赤ちゃんが元気でありますようにとか、幸せになります様にではなく、娘が美しく生まれてくることしか願わなかったんです。ちょっと狂気がかってますよね。 毎日鏡に「世界で一番美しいのは誰?」と問いかけていた姿からも、お妃様が、承認欲求に並々ならぬ執着があったことがうかがえます。 そんな狂気がかった母が、自分は娘に負けたと知った時に、「そんな娘ならいらない。」と考えたとしても、納得がいくのではないでしょうか。 でもなぜ白雪姫のお母さんは、そんなに自分が承認されることに、飢えていたんでしょう? 今日は白雪姫の母について深堀りしながら承認欲求から自由になる秘訣についてお話します。ぜひ聴いてみてください! (いいね!+youtubeチャンネル登録 もらえたら励みになります!) 「自分はダメだ。」と思う感覚も、「人に承認されなくては」というプレッシャーの下にいるという点で、白雪姫の母と同じなんです。 悩みはあなたと家族がもっと幸せになるための贈り物! 大丈夫!あなたにもできます! 著者 心理カウンセラー/講演家 かなう美保 12歳までの記憶を失う体験をする。重い障害の娘を自宅で看護し、自らの手の中で天国に送った。息子の頭にこぶし大の腫瘍ができ、頭蓋骨が3㎝の半円状に溶ける経験をした。発達障害のため先生からいじめられ不登校からひきこもりになった息子に寄り添い、やがて息子は自ら勉強を始め大学に入学、社会復帰を果たしている。特別養子縁組により血のつながらない子を我が子として育てている。 カウンセリングに興味のある方はこちら! HP http://kanaumiho.com/ Facebookアカウント https://www.facebook.com/mihokanau