【vol 558 謙遜は、本当に美徳!? 】 自分に自信がもてないインポスター症候群 【悩みは神様からの贈り物】
日本には、人から褒められた時に「そんなことないですよ~」と答える謙譲の美徳という文化があります。周囲に傲慢な印象を与えず、人間関係を円滑にしていこうという一つの知恵でもあります。 でも謙遜もやりすぎると、自分への自信を失う原因になるんです。 自分への評価を素直に肯定できない状態を、心理学ではインポスター症候群といいます。 インポスター症候群では、実際にいろいろなことをできていても、それが自分の力だとは信じられず 「単に運がよかっただけ。」 「私の実力ではない、周りが良かったから。」と考えてしまったりします。 確かにこういう考え方は敵をつくることもなく、謙虚なので、一見よさげに見えます。 でもインポスター症候群の人には、自分を過小評価するために、自分に自信がもてない、自分を好きになれないというマイナス面もあるんです。 インポスターという言葉は、詐欺師やペテン師という意味があります。その結果は自分の努力の成果なのに、何となく実際の自分をよりよく見せて、周りをだましているような感覚が、インポスター症候群にはあるんです。 だから自分への周囲の期待が大きくなると「周りをがっかりさせる結果になるのではないか。」と不安になり、それが負担や重荷になってしまう事もあります。 オリンピック選手でも、期待されると力を出せる人と、期待が大きくなったことで、力が発揮できなくなってしまう人がますよね。 でもインポスター症候群の人は、どうして自分を過小評価してしまうんでしょう? 周囲に傲慢な印象を与えず、自分に自信をもてるそ秘訣を話します。ぜひ聴いてくださいね! 悩みはあなたと家族がもっと幸せになるための贈り物! 大丈夫!あなたにもできます! 著者 心理カウンセラー/講演家 かなう美保 12歳までの記憶を失う体験をする。重い障害の娘を自宅で看護し天国に送った。息子の頭にこぶし大の腫瘍ができ、頭蓋骨が3㎝の半円状に溶ける経験をした。発達障害のため担任からいじめられたことが原因で高校を中退、ひきこもりになった息子に寄り添う。やがて息子は大学に入学、現在は小学校の先生をしている。特別養子により血のつながらない子を我が子として育てている。 カウンセリングに興味のある方は! HP http://kanaumiho.com/ Facebookアカウント https://www.facebook.com/mihokanau