兼平の空と大地

山と川と大地に遊ぶ日記です。

早春の山野草

2017年03月06日 | 京都府立植物園




























あと2か月ほど経つと新緑ロードになります。
























皆さんの日記からそろそろ春の山野草の便りが届き始めたので、ちょっくら行ってきました。
私の好きな春蘭。でもこれは園芸種だそうです。
子供のころ田舎の松林が遊び場だった私は、ジジババという名前の春蘭を引っこ抜いては遊んでいました。独特の根っこなんですね。





















自然生態園へ
こんな感じであちこちに季節の山野草が咲きます。
見頃なものについては看板が設置されてますが、なんせ山野草は小さく可愛いものが多いので探すのが大変。
山野草ファンの皆さんはぐるぐるとこの中を歩き回ります。




















今回は土曜ミニミニ講座で職員さんが案内してくれました。
「オーレン」
職員さんの出身地、岐阜県の田舎では山に一杯咲いていて、匂いがいやで好きになれなかったそうです。でもここ植物園のオーレンはほんの僅かしか匂わないそうです。産地の個体差かなと。





















お馴染みの「セツブンソウ」
職員さん、田舎に居たころこれの鉢植えをしたろうと掘ったけど、これの根が深いのなんのって、30㎝くらい掘ったら球根が出てきたそうでびっくり。
しかしこんなに深くては鉢植えは無理と断念したとのこと。
球根があるくせに種で増えるそうです。(球根は分球しない。栄養源らしい)










































お馴染みの花たちも春ですね~~。





















フクジュソウは猛毒です。トリカブトと同じくらいだそうでお気を付けを。









































子供のころから好きな「ネコヤナギ」
これが出てくると春を感じたものでした。





















この時期は雪割草が見ごろを迎えています。
普通山野草はカタカナで書くことが多いのですが、この雪割草は漢字表記です。
実はカタカナ表記のユキワリソウサクラソウの仲間)と言うのも存在してるということで、後出しのこの花は雪割草となったそうです。

オオミスミソウ」(雪割草)





















雪割草の特別展示より(園芸種)























セツブンソウに似てますが、「バイカオーレン」





















目に留まった花を記録しました。
咲き始めたミツマタを最後に、植物園を後にしました。











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