２０１６年1月23日（土）
２０１６年チャリンコ山岳隊第1回目のイベントは「霧氷の三峰山に登る」
今回のメンバーはフランさんご夫妻とオクムラくん、私の4人で行きました。
私にとって3回目の雪山。他のメンバーはもちろんはじめての体験。昨年から決定してたイベントなのに、なぜかアイゼンを調達したのが4日前と言うギリギリ？のメンバーであります。
今回3回目、しかも山1年未満のメンバー2人が参加とすれば、金剛山メインルートが妥当な選択か？と思いましたが、「どうせ行くなら」の考えで、そしていろいろ調べた結果、私の持ってるガイドブックによると、初心者でも登れて関西でも１，２と言われる最高の霧氷が見れる山「三峰山」（みうねやま）に決定。
近鉄榛原駅9時15分発の、この時季だけの直行バス「霧氷号」にて1時間チョトで登山口のみつえ青少年旅行村に到着。
当然ながら「やっぱ寒い」と。
この辺り今週の冷え込みで降ったであろうと思われる雪が少々あります。
スタート時の道は雪が有りませんが、登山口からはバスの中から雪が見えたので
、またアイゼン初体験の他の3人のため、椅子があるここで装着した方がいいかなと言うことで、アイゼンスパッツを付けてしまうことに。
みつえ青少年旅行村では「霧氷まつり」が開催されていて、今日のおもてなしはぜんざいとの事。
ＰＭ1時から無くなるまでだそうで、我々の下山予定3時にも残ってますか？と伺うと「う～ん・・今日は人が少なそうだから残ってるかも」約300人分あるそうです。
10時40分スタート。15分程舗装された林道を歩いて、登り尾登山道に入ります。
登山道もこの辺りは雪と土がまじりあって汚いですが、上るにつれて土が混じらなくなり、真っ白な雪の上を気持ちよく歩けます。
途中の休憩小屋のつらら。
歩き始めは寒かったですが、この辺りまで来ると、汗ばんでくるので服を脱いだりと、ただ休憩で止まると急速に冷えが襲ってきて、休憩もしたいが寒いし歩こうとか、困った状況になってます。
展望の良い場所に出ました。曇り空ですが眺望は効きますので、曽爾高原のススキの原が白っぽく見え、その後ろには俱留尊山がある素晴らしい風景です。
そして我が隊が目指す山の山頂辺りになるのでしょうか、良い具合に白くなってますし、早々の下山者に伺うと、「素晴らしい霧氷が待ってますよ」との事。
だんだん雪も深くなり、感じが良くなってきました。
そしてスタートから2時間、周りの木々に待望の霧氷が目立っ始め、すっかりと氷の世界に包み込まれる我々チャリンコ山岳隊でありました。
本当は青空に真っ白な樹氷を期待してましたが、今日の天気予報は午後からの降雪確率が６０％であるために徐々に見通しが悪くなり、さらに山頂に着くころにはチラチラと舞ってきました。
スタートから2時間15分、12時55分山頂１２３５ｍ到着です。
雪の降り方も多くなってくる中、雪原の上で昼ごはん。
じっとしてると急速に冷えるので持って来たすべてのものを着こんでの食事。
こんな時こそあったかい物をと言うことで味噌汁にしました。
30分もしないうちに食事終了。
近くの八丁平に移動。ここも素晴らしい眺望を期待してましたが、チョット雪の量が少ないようで、見通しも悪く、モンスターも現れませんでした。
それでも場所によってはなかなかの感じで満足。
青空がバックなら・・・・・・・・・・・
また次回と言うことかな。
さあ下山開始。
下山路は途中から不動滝コースに入ります。
こちらは急下りが続く道。上りではしんどそうです。下りに使えば時間短縮できるかなと。
途中植林の林を見上げれば
そして八丁平から1時間で不動滝に。
かなり冷え込むとこの滝も凍結するらしい。
今日は一部がツララ状に。
ここからは舗装の林道歩きとなりましたが雪の降り方が本降りとなってきてしまいました。
下山開始から1.5時間で全員元気に無事みつえ青少年旅行村に到着。
「お帰り」の言葉に迎えられました。
おもてなしの小豆たっぷりぜんざいはギリギリセーフ。（せっかくなのに写真撮り忘れ）(ーー;)
我々の後すぐなくなってしまったようです。
暖かいこんにゃくもおすすめ（100円）
地元の方が野菜や漬物も販売してました。
オクムラ君が「カネヒラさんビール売ってるよ」と。
「早く言ってよ」
ぜんざいとこんにゃく食べる前に・・・・・・・・・（笑）
今年度一回目の山行きは無事終了。フランさんは「せっかくアイゼン買ったから年一回では・・・・・・・」などとその気になってるようです。
次回のチャリンコ山岳隊は3月頃を予定してます。
春先の身近な低山でものんびり歩きましょう。
