8月23日(木)
後続の新幹線に乗り換えて、さらに私鉄に乗り換え。
えらい遠いなあ~・・・・と。
社窓からは頭を垂れ始めた稲と、遠くには山並みが続き、ザ日本の風景です・・・・・・・?
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ひょっとして、あれって、我々が目指す山?
そうだ!間違いない!
岩ごつごつの山は日本最難関の山「劔」だ!
が、しかし、目指す山ではあるが、いずれ目指すということです(笑)
今の私の技量では無理ということで・・・・・・・・
今回はその隣の山ということで・・・・・・・・
でもですよ。でも高さでは劔に勝ってますからね。高さでは。
ケーブルに乗り換え、さらにバスに乗って・・・・・・
日本一落差のある滝
そして我々が目指す山。劔より高い山は高い分雲の中だ(笑)
しかし、なんでガスがかかってるわけ。向かい合ってる大日岳はこんななのに。
歩くこと30分。本日から2泊するお宿到着
劔がチラッとのぞき見してます。
宿の窓から見える別山方面明日はこれを登って稜線を右にドどど~んと雄山(3003m)まで歩きます。
ゴオゴォ~~~~ゴ~~~~~~~
ピピピピぴ~
5時です
おはよう
突然ですが・・・・
立山序ということで・・・・・
先日24時間テレビで足にハンディがある小学生の松永さんという女子が立山に登るという企画で放送がありました。
これを見て私は非常に腹が立ちました。
立山(雄山)に登る方のほとんどが室堂からスタートすると思います。しかしこの番組では弥陀ヶ原スタートだったようです。室堂よりかなり距離があります。なぜなんでしょう?
登山初めての、しかも義足を付けた子に、ほとんどの立山登山の方がスタート地点にしない弥陀ヶ原スタートって何か意味があったのでしょうか?
登頂したとき「10時間以上かかっての登頂です」みたいなことを強調していました。私だって一日10時間の行動計画は立てません。ましてや足にハンディを持った初登山の子に歩かせる距離ではありません。10時間以上かかって登頂してもまた下山しなければなりません。いったい何時間の行動計画だったのでしょうか。
サポートのスタッフはたぶん山のプロだったのでしょうが、誰もこの登山計画に異議を唱えなかったのでしょうか。
私が思うに、意図的に長い距離を歩かせて、時間もかけて、その大変さを強調したかったのではと思います。
それはいったい誰のために・・・・・・
そう、視聴者に対してです。視聴者に感動を、お涙を・・・・・・
それではいったいこの企画は誰のためなんですか?
そう、視聴者のためです。
ということは、ハンディを持ったこの子は感動を与える見世物になってしまいます。
視聴者に感動を与えるために歩いたことになってしまいます。
登頂時お母さんが室堂から話しかけてる場面で、チャラチャラのくだらない画面に切り替わってしまいました。
どーでもいいんだよね結局。
あきれてしまいます。
そんなことはさておき、松永さんがこの登山を糧に少しでもこれからの人生に強く生きていただきたいと願います。