8月の常陸大宮市議会議長選挙で「メロンが一部の議員に届けられた」との記事が新聞各紙で報道されました。市議会は、すぐに議長選挙の疑惑を調査するため「議会議員倫理審査特別委員会」を設置し、疑惑解明を進めてきました。
倫理審査特別委員会は第3回定例議会(9月議会)で一時調査を中断しましたが、10月11日の第8回特別委員会で、これまで品物を持参していないと疑惑を否認し続けてきた川上前議長が、議員宅訪問の際に品物を持参した事実を認めました。また、1人の議員が、留守中に家族が品物を受け取ってしまったことを自ら発言しました (後日、同等品を返した)。
10月19日、9回目の倫理審査特別委員会が開かれ、これまで大貫議員のところに持参したのは家でとれたスイカと言い張っていたが、大貫議員の言うとおりのメロンであったことを認めました(大貫議員は受け取りを拒否)。また、留守中に品物を置いていったが誰だがわからないと言い続けていた議員も、川上前議長だったことを認めました。倫理審査特別委員会は、この日の前正副議長の発言の何点かの相違点を整理し、次回の特別委員会でさらに調査を続けることを決め、閉会しました。