私の所属する総務常任委員会は10月31日から11月1日にかけて1泊2日の日程で神奈川県藤沢市と千葉県君津市を行政視察しました。
藤沢市では「ふじさわシティプロモーションについて」の説明をしてもらいました。
ふじさわシティプロモーションは、藤沢市の魅力やイメージを効果的かつ継続的にアピールすることで、藤沢市のブランド価値(都市としての優位性)を高め、藤沢市を発展させていく取り組み。居住者・事業者・各種団体等から「選ばれる自治体」に変貌するための能動的な活動で、ステップ1として自治体の認知度を高める(知名度の向上)、ステップ2 として情報交流人口の拡大、ステップ3として交流人口の増加、ステップ4として定住人口の獲得、ステップ5として既存住民が愛着心を持ち、転出がストップする とのことです。
これらのことについて、藤沢市の取り組みを職員手づくりの資料(視察のための)でわかりやすく説明してくれました。48歳の職員でしたが、仕事に対する熱意が強く感じられました。
人口減少に悩む当市こそ必要と思いましたが、市政への要望が多くある中、市民の理解を得て、市民参加に活動をおこなうのには大変な努力が必要だと思います(当市のシティプロモーションは次期総合計画に盛り込まれる)。
説明を受けた藤沢市議会の議長・副議長室に書家 金澤翔子氏の大きな「感謝」の揮毫が飾ってありました(写真)。
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聞いたところ、核兵器廃絶や非核三原則の遵守などを求める内容の自治体宣言や議会決議を行った自治体約1,600のうちの約300団体で構成される「日本非核宣言自治体協議会」(略称:非核協)の設立30周年記念大会が2014年、被爆地広島・長崎以外では初めて藤沢市で開催されたそうです。藤沢市は、当協議会の設立初期に会長を担い、現在に至るまで副会長を務めています。その大会でのオープニングアトラクションで席上揮毫されたものとのことでした。
*H28.10.18現在、茨城県と全市町村が宣言自治体だが非核協の会員は7市2町2村。常陸大宮市は加入していません(非核協のホームページ)。
藤沢市のホームページによると、藤沢市は1982年に「核兵器廃絶平和都市宣言」を制定し、平和学習・長崎派遣事業、親子記者・広島派遣事業、平和学習報告会、被爆者体験講話会、平和展など、さまざまな事業を展開しています。市役所正面入り口には広島平和記念公園から採火した「平和の灯モニュメント」(写真)がありました。
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