門司港生まれのB高Diary

Teacupの閉鎖に伴い3月にこちらに引越してきました。
主に趣味・旅を綴っていますで、よろしくお願いします。

吉野大峯ケーブル自動車

2015年12月07日 | 索道・ケーブル
近鉄吉野駅と吉野山を結ぶ交通手段、吉野大峯ケーブル自動車が運行するロープウェイ、一般的には吉野ロープウェイと言います。
今回は、吉野山金峯山(きんぷせん)寺蔵王堂の日本最大の秘仏本尊金剛蔵王大権現3体のご開帳最終日に出掛けてきました。
その際に吉野ケーブル1往復の体験乗車を行いましたので紹介します。

自宅を遅めの6:10に出発、東名阪の渋滞が懸念されましたがスムーズに走り、名阪国道~京奈和道~橿原神宮前と経由し、現地下千本観光駐車場に8:50頃到着。
ボチボチ歩いてケーブル吉野山駅に到着です。
近鉄吉野駅そばの千本口駅への体験乗車をしようと往復券(620円)を購入し出発時間を待ちます。
このケーブル、吉野山にお住まいの方々も日常的に利用されている事から定期券も発行されているようなのですが、次に乗る9:20発が始発となります。

出発時間まで15分もあることから、あちらこちら見て回ります。

このケーブルカー、ケーブルとは言うもののロープウェイなのです。
でもゴンドラは車内がケーブルカーのように階段状(3段)になっている。
この車両を動かすケーブルは不思議な位置にあり、ケーブルカーのようでもある。
よく分かりませんが、昭和4年に開業したRA型ロックドレールロープ式と言う日本最古のロープウェイだとか。
ゴンドラは更新され開業時のものではありませんが、ケーブルを支える支柱は開業当時のものです。









ゴンドラはつい最近まで近鉄汎用特急電車を模したようなデザインでしたが、2013年より「さくら」「かえで」の愛称のイメージとしたデザインに変更されています。

9:20、3名を乗せた始発「さくら」は、3分間の空中散歩ののち、千本口駅に到着です。
途中ですれ違った反対方向の始発「かえで」は立客もある満員御礼でした。






この後は近鉄吉野駅を見学し、9:50の「かえで」で折り返します。
こちらは、近鉄電車の到着もあってか修験者のいでたちをした方々も乗車し座席が埋まる8名を乗せ、吉野山駅へと向かいます。









往復6分の短い空中散歩でしたが、ゴンドラから見える紅葉は、散策路から見るものとはまた違ったものを見せてくれました。

この日、吉野山の喜蔵院で、一年のしまい護摩「採燈大護摩供」が行われる事から、多くの修験者らしき方がお越しになっていました。








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ほうらい丘ともたて山(坂本ケーブル) 

2014年04月05日 | 索道・ケーブル
比叡山鉄道比叡山鉄道線(坂本ケーブル)に2つある途中駅、もたて山駅ほうらい丘駅を訪ねてきました。
このケーブルカーについては こちら でも取り上げていますが、今回は途中駅周辺の様子を紹介します。

まずはもたて山駅です。



ここは坂本駅から乗車すること10分ほど、延暦寺駅のすぐ下の急勾配の途中にあります。
この駅には、山道を10分ほど行った先に平安時代の歌人紀貫之のお墓があります。




ここまではずっと道標があるので、難なく来ることができますが、坪尻駅からの木屋床集落訪問のようにまたもや山坂道を行くとは考えもつきませんでした。



このお墓より少し手前にもたて山見晴台があるのですが、木々が大きく見晴台と言うものでもありません。



往復20分あまりのハイキングをし、駅に戻り、延暦寺駅に向かいます。







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そうそう、先にお知らせしておかなくてはいけません。
この坂本ケーブルは基本的に坂本駅~延暦寺駅の直行で、途中の2駅は通過します。よってこの2駅で下車したいときは、乗車の際に駅係員に申告する必要があります。
また下車した駅から乗車したい時は、2駅に備え付けのインターホンで、駅係員に乗りたい時間のケーブルを停車させてもらう必要があるので、以下のように伝えます。
“もたて山ですが、○時○分の延暦寺行きの乗りたいので停車お願いします”

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そんな訳で、30分後の延暦寺駅行の停車依頼をし延暦寺駅に到着です。



今回は比叡山延暦寺に向かわない為、琵琶湖方面の景色を眺めただけで次発のケーブルでほうらい丘に向かいます。

延暦寺駅から先ほど訪ねたもたて山駅を過ぎ、9分ほどでほうらい丘駅に到着です。



まずはこの駅に降り立つと、この山の中には不釣り合いな運動部員の大きな声が聞こえます。
よく見ると、砂防ダムの向こう側はグランドになっているようで、帰って調べるとケーブル坂本駅のそばにある比叡山高校の第2グランドのようで、聞こえた声はこの学校の生徒たちだったようです。
でもこのグランドへはこの駅から行くことはできないので、どんな感じなのかは定かではありません。

このほうらい丘駅には、霊窟の石仏(蓬莱丘地蔵尊)と言われる石仏が安置されているのと、少し先の斜面に多くの石仏群があります。
霊窟の石仏は、ケーブル敷設時に発掘された石仏を安置するために造られたようです。





この後、周辺を少し歩いてみますが、もたて山駅のような道標がないので散策は諦め、30分後のケーブルの停車依頼をして駅構内で待ちます。









しばらくして延暦寺駅から下って来たケーブルカーに乗り、坂本駅に戻って今回のミッションはおしまいです。


コメント (2)
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御在所ロープウェイナイター参戦

2014年01月19日 | 索道・ケーブル
昨18日、御在所ロープウェイのナイター営業へ出かけて来ました。

12月~2月の週末と特定日に夜8時過ぎまでロープウェイが運行され、山上公園駅付近で行われるイルミネーションと樹氷、氷ばくを楽しむことが出来ます。
ロープウェイの運賃が16:00以降往復1,500円(通常2,100円)、駐車料金が15:30以降に限り無料(通常1,000円)ですので、手軽に北国へと言ったところでしょうか。

ロープウェイ湯の山温泉駅から10分程度の空中散歩、しばらくして白いものが見えて来ます。



山上公園駅に降り立つと、こんな感じです。



この辺りが手作り感満載のイルミネーションが出現する場所です。



日が落ち暮れて来た17時過ぎ、イルミネーションと氷ばくに点灯されます。
カウントダウンでもあるのかと思って準備していたのですが、アッサリ点灯となりました。
すでに吹雪となっていたので、係りの方が早めに点灯してくれたようです。











ひと通りイルミネーションを見、ロープウェイ博物館を見学。
帰りは真っ暗闇の中を進むロープウェイと言う貴重な体験をし湯の山温泉駅へ戻って来ました。



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