日本プロ野球史上、最強の野武士球団西鉄ライオンズ
私の生まれる前に3年連続日本一になった事でも知られ、当時の破天荒な西鉄ライオンズの功績は、私も父から酒を飲んで酔う度に何度もその逸話を叩き込まれたものでした。おかげで私の名前も、その選手の一人から拝借したとかしないとか。
そんな西鉄ライオンズの展示会が福岡タワーの近くの
福岡市博物館で6/3まで行われています。
展示内容は、西鉄全盛期の選手が使用したユニホーム、グラブ、バットやサインボール、優勝記念品、西鉄を紹介した当時の新聞、雑誌となり、個人所有のものも展示されておりファンには堪らないものばかりです。
地方都市には珍しくローカルスポーツ紙が2社
キャッチャー和田博実のユニホーム
サインボールは印刷で大量制作
この展示会の客層は、当然のようにオールドファンが多く、若い方でも私くらいかな?と言う感じ。
展示室では当時の実況録画をモニターで流していたのですが、盛り上がる盛り上がる。私なんか
屁の河童で皆さんの記憶の素晴らしさに脱帽でした。
なんか涙が出るような歴史の繋がりを見たようでした。
これはこれで感動しました。
そして、この西鉄ライオンズ展に相乗りした西鉄高速バスの企画に参加です。
昨年末より運行開始した
福岡~横浜/池袋(大宮)線LionsExpress号の車両展示とグッズ販売が、博物館駐車場で行われました。
日野セレガ 車体イラストは当時のユニホームのものを再現
この車両、色々物議を醸しだしているもので、
乗ることはほぼ不可能に近いと思い、まんべんなく車内を見て来ました。
詳しい事は別な場所で紹介しますが、一言
「コストダウンも限度を超えとる」
車体はSHDなんですが、4列はまあ仕方ないとして、レッグレストなし、モニタなし、多用するプラスチック(これはメーカー標準仕様)など、まああのSD-II夜行車を走らせている会社とはとても思えません。
肝心の座席も、床に近いから(低い)レッグレストがないのか分かりませんが、足の収まり具合が非常に悪い。
これで1,100キロの乗車はホントにキツそうです。
運転士さん曰く、ほとんど2座席に1人と言う乗客数らしく、ある意味
はかた号のエコノミーよりイイのでは?と言う結論に達しました。
まあはかた号との兼ね合いもあるようで難しいとは思いますが、
一部3列シート(Sシートやセレクトシートなど)を設定しても良いのではないかと感じます。いかんせん長丁場ですからね。
最後部 交代運転士仮眠室
そこらあたりの座席
ここで一人のバスファンの方とお知り合いになり、試乗車内で運転士の方も交えたくさんの情報交換などをし、その後クルマで福岡高速営業所、博多営業所へ連れて行って下さり、楽しい時間を過ごす事ができました。
この場を借りてお礼申し上げます。ありがとうございました。
オマケ:福岡オープントップバス(赤)