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門司港生まれのB高Diary

Teacupの閉鎖に伴い3月にこちらに引越してきました。
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名鉄バス ニューレッドウェーブ65 乗車

2019年11月09日 | バス
この秋、名鉄バス(株)津島営業所に新しいタイプの車両が3台導入されました。

社内で管理される番号に5901~5903が附番され、これまでの高速車、貸切車の2000番台3000番台でもないこと、車両カラーが高速タイプではなく貸切タイプであることなど、運行開始までに色々な憶測が飛び交いました。そんな車両を勝手に#ニューレッドウェーブと呼んでいます。





その後、たくさんの方々の情報から13列(車内前から後ろに向かって)である事が判明。
これまで一般的な大型バスでは最大12列であった為に、驚きを隠せませんでした。

ちょうどその頃、静岡のしずてつジャストライン(株)が同じタイプの車両を導入したとメディアで紹介、旅客座席数はなんと64。
その座席構成ですが中央通路を挟んで、
・2人掛け座席が12列目まで左右に(2席×2席×12列)
・その間に補助席があり(11席)
・最後部13列目が5座席
となり、合計48+11+5=64席と言うわけです。
補助席が12席ではなく11席となっているのは設計段階の重量計算によるもので、その後に導入された名鉄バス(株)の車両5901~5903では、補助席を12にしても重量制限をクリアできることになり、定員も65となっています。

以上、この車両の概要を簡単に紹介しました。

それでは「車内はどうなっているんでしょう」と言う訳で乗って来ましたので簡単に紹介します。

乗車路線は、長島温泉9:30発の名鉄バスセンター行きです。



この車両は、この名古屋長島温泉線を主として、平日朝夕は三菱航空機の貸切として名鉄バスセンターと県営名古屋空港間を走っています。
後者には乗車することが出来ないので、乗車するなら長島温泉線一択となります。

外観は高速路線車両でありながら貸切カラーを纏う以外はコレと言って変わったものはありません。
車内に入ります。
青系のシートが並んでいます。これまでの名鉄バスの高速車両を見ている身としては、非常に安っぽく見えます。そして座席数を数えると確かに13列あります(やっぱり)。



では13列もある座席回りです。
座席の配置は、1番窓前後間の間に2列、2番~4番窓それぞれの窓枠前後間に3列の配置となり、2番~4番窓で計9列配置、その後5番窓以降で2列となっています。
座席は、シートフレーム(丸棒)がむき出し、シートバックを立てて圧迫感をなくす、座面の前後長を短くし視覚的に広く見えるといった感じで、もちろんリクラニングはしません。
カップホルダー、買い物フック、AC電源、USB端子はなく、コストダウンが感じられます。
但し、空気清浄器は3個も付いていることを報告して行きます。







全体的な感じとしては、路線の性格上、1時間以内の乗車ですからリクライニングの必要もないかと思いますが、シートバックが直立ぎみになってるのが気になります。まあ1時間以内の乗車ですから我慢は出来るレベルですが・・・。
また肝心なシートピッチですが、身長172cmの私がお尻を座面うしろ、背中をシートバックに着けた状態で座ると、ヒザの前に握りこぶし1個入ります。私より大柄な方だと少し辛いかなと感じるスペースです。



そんな狭さですが、最後部座席だけは非常口の関係もあってか足元には広大なスペースがあり、この車両の一番の良席は、窓の大きな足元の広いドア側最後部13Aとなります。





簡単に紹介しました。
今後は、名鉄バスの短距離高速路線に同じタイプ#ニューレッドウェーブが導入されていくのかが、一番注目されるところではないでしょうか。
また、他のバス事業者にも波及していくのかも気になるところです。

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