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勘太郎爺奮闘記

滞在合計26ケ国、21年の海外生活が終りました
振り返りながら 日々の生活も綴ります

1993年中国・成都の旅 その1

2017-12-28 | 建物・風景

 

中国の業務が受注でき、1993年秋に、中国・成都に乗り込むことになった。1995年夏まで、日本-成都を頻繁に行き来することになった。

 

成都と言うと「ウン?」と思われる人がいるが、「三国志の劉備玄徳や諸葛孔明の蜀の国の都ですよ。四川料理の成都ですよ」言うとわかってもらえる。

当時は飛行機便が悪く、また、天候が悪い日が多く、北京で飛行機を乗り換え当地に入るより、香港から朝一番の便で入り、午後から打ち合わせと言った方が便利だった。特に冬は、霧の為、飛行機が飛ばないことが多く、北京で飛行機がいつ飛ぶか判らず待つより、香港で待つほうがいいですね。

  

岷山飯店前        裏通りの路上市場

 

 

  

Main Street (人民南路)

 

 

 

成都市内及び、市民公園にある辛亥革命の発端となった四川暴動・秋路線の殉職の記念碑

 

 

四川と言えば、「麻辣火鍋」など辛い四川料理が有名ですが、大阪万博にも参加した「陳麻婆豆腐」があります。「麻婆豆腐」の「麻(ま)」は麻薬の「麻」と、身を持って、気が付きました。この辛さは唐辛子の辛さだけでなく、山椒を口に入れた途端、辛いのを通り越して、しびれて来るのです。また、 ある時、餃子のセットメニュー (鍾水餃@提督街)があると言うので、行ってみました。小さな湯飲みに2ヶづつ餃子が入っており、13杯出てきて15元でした。辛いもの、甘いものと代わる代わるに出てきました。辛いのは頭から汗が飛び出るほど辛く、甘いのは辛さを和らげるほど甘く、うまく取り合わせてあった。「甘さ」は「辛さ」を和らげるのに良いと言うことを学んだ。

 

食材は実に豊富で安い。昔は「蜀」の国、現代は「食」の国とよく ダジャレてました。

 

成都には北京の京劇に対抗するように、「川劇」があります。市内に劇場があり、50元で鑑賞できました。三国志のゆかりの地ゆえ、三国志に関する出し物が多いようです。

中国四大美人の中、三人(楊貴妃王昭君貂蝉)が、四川の出身と言われており、昔から美人が多く、とりわけ、丸い目でかわいい人が多いです。

 

観光の見所としては、成都 市内の西南部に、三国時代の蜀の諸葛亮を祀った「武侯祠」があります。同じ敷地内に劉備の墓である恵陵もあり、蜀好きにはたまらない場所でしょう。元々は6世紀ごろ前のものですが、清の康煕11年(1672)に再建されたものです。

武候祠・二門から見る劉備殿

 

 

劉備殿(中に見えるのは、劉備像)

 

孔明殿

 

諸葛孔明の像

 

 

 

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